ミゲルが乙骨と共にいた理由とは?

乙骨憂太は里香の解呪後、海外にいる。

しかも、0巻では敵対関係にあったはずのミゲルと共に…。

その事実を知った時は「なぜ?」という疑問が真っ先に浮かんだ方も多いのではないでしょうか?

長らく真相は謎に包まれていましたが、虎杖達が天元のもとに向かった際に、ようやく乙骨が海外にいた理由が明らかになりました!

【キャラクター紹介】

乙骨憂太

呪術廻戦の前日譚である0巻の主人公。呪術師としての階級は特級。

交通事故で亡くなった幼馴染「折本里香」に呪われており、一度は秘匿死刑が決定したが、五条悟のはからいで高専に入学することとなる。

0巻で里香を解呪した後は、海外の任務に行っていたことが明かされている。

真希、狗巻、パンダとは同級生。

ミゲル

夏油傑の仲間として百鬼夜行に加担した呪詛師。

黒縄という特殊な呪具を用いて闘う。

五条悟を10分以上足止めできるほどの実力を持つ男。

作者からは百鬼夜行のMVPともいわれており、そのことが原因で後々苦労を強いられることとなる。

乙骨が海外にいると判明したシーン

乙骨が海外にいると明かされたのは、真希、狗巻、パンダが初登場した時です。

伏黒が2年生を紹介する中で、乙骨の名前が上がり、今は海外にいるということが明かされた。

その時は「どこの国に、何の任務で行っているのか?」ということまでは明かされていません。

その後、コミックスの扉絵やアニメのオープニングで、アフリカと思われる地にミゲルと共にいる姿が確認されました。

アフリカだとわかった理由は、扉絵の背景にアフリカにしか生息しないバオバブの木が描かれていたことや、アニメ2クール目のオープニングで乙骨とミゲルが、モロッコやチュニジアを思わせる特徴的な街にいたことからです。

そのことから、「二人がいるのはアフリカなのではないか?」という説が濃厚になりました。

乙骨が行っていたのはミゲルの故郷

渋谷事変の後、虎杖や乙骨が天元のもとに訪れた際に、獄門疆の解き方に関する話題が上がりました。

その時に明かされたのが、ミゲルが使用していた黒縄があれば、獄門疆を開門する手掛かりになるとのこと。

黒縄にはあらゆる術式効果を乱す力があります。

その力を使えば、天元が持つ獄門疆の裏門を開門し、五条悟を救出することが可能となります。

しかし、黒縄は百鬼夜行の際に、五条が全て消し去ってしまったそうです。

そこで、乙骨とミゲルが黒縄の残りをアフリカで探していたという事実が明らかになりました。

黒縄はミゲルの祖国の術師が何十年もかけて作るという大変貴重な呪具です。

無くなったからと言って、簡単に手に入る代物ではありません。

案の定、乙骨とミゲルがアフリカに訪れた際には、黒縄は既に残っておらず、二人は何の収穫もなく、日本に戻ってきました。

考察

なぜミゲルが協力しているのか?

乙骨とミゲルが海外にいた理由は明らかになりましたが、ミゲルがなぜ高専側についているのかという疑問は残ります。

公式ファンブックの情報によると、五条から無理やり乙骨を押し付けられたと書かれていますが、詳しい経緯までは明かされていません。

五条に押し付けられたとしても、その気になればいくらでも逃げることはできそうなのに、どうして協力していたのでしょうか?

それはミゲル自身も高専側に付くことで、何らかのメリットがあったからと考えられます。

では、そのメリットとは何か?

ここでは2つの説をあげて、考察していきます。

1つは高専側に付くことで、金銭を得られるという説。

呪詛師の中には、金稼ぎのために呪詛師の道に進んだ者もいます。

そのことからミゲルも金銭を得るという目的のために、夏油に協力していたとも考えられます。

夏油が死亡したことで、雇い主を失ったミゲル。

そんな時に五条に声をかけられ、次は五条本人、もしくは高専側を雇い主とした可能性も考えられます。

もう1つが、ミゲルの理想とする世界が“呪霊の生まれない世界”だったからという説。

夏油は非術師を抹消して、呪術師だけの世界を作ることを目論んでいました。

ミゲルはその思想に共感して、夏油側に付いたとも考えられます。

呪霊の生まれない世界を作るという夢は、夏油を失ったことで打ち砕かれましたが、高専側には夏油と似たような思想を持っている術師がいます。

それが、九十九由基です。

九十九は高専側の特級呪術師で、夏油とは手段こそ違えど、呪霊の生まれない世界を作ることを目指しています。

その目的を果たすため、海外を放浪しながら、天与呪縛や呪術師の研究をしていました。

ミゲルは九十九の存在を知り、今度は九十九と共に呪霊の生まれない世界を作ることを決めたのではないでしょうか?

そのために高専側につき、乙骨と共に任務をこなしていたとも考えられます。

この2つの説はミゲルの価値観によって大きく変わります。

作中ではミゲルが誇り高い理想を持っていることは一切明かされていないので、個人的には1つ目の金銭目的という説の方が濃厚だと考えています。

乙骨が任務に抜擢された理由

乙骨とミゲルが海外にいた理由は判明しましたが、なぜ高専の学生である乙骨が長期間にわたる任務に抜擢されたのかという疑問も残ります。

乙骨は里香の解呪後は、4級に降格しています。

そのため、0巻の時のような驚異的な力を発揮することはできません。

正直、足手纏いになる可能性もあるのに、なぜ海外への任務に抜擢されたのでしょうか?

理由として考えられるのは、0巻で解呪した里香を、もう一度従わせることがあげられます。

乙骨は本編に初登場した際には、リカという呪霊のような存在を従えていました。

そのことから、乙骨はどこかのタイミングで、もう一度リカを従えたと考えられます。

乙骨は黒縄を捜索するという目的以外にも、リカを降霊させるという目的を果たすため、海外に行っていたのかもしれませんね。

もしそうであれば、学生である乙骨が海外遠征の任務に抜擢した理由や、本編に登場した乙骨がリカを従えていた理由も説明がつきます。

乙骨とミゲルに纏わる情報は、まだまだ明かされていないこともたくさんあります。

今後、それらの謎が明かされることを期待しています。

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