ジャンプ本誌からファンブック、漫道コバヤシなど、日々情報が更新されていて情報が完結しない日々です。
そんな私が人生の最期は、トキの北斗有情拳か炭治郎の干天の慈雨か、五条先生の無量空処で幕を閉じたいと本気で願っています。
目次
領域展開とは
「術式を付与した生得領域を、呪力で周囲に構築する」行為。
文字だけ見ると、さっぱりわからないですね。
呪術戦において決着ともなり得ることから“呪術戦の極致”と称されるそうです。
呪力とは
人間の負の感情から漏れ出すエネルギー。ファンブックの説明では「呪術師はさながら自家発電機の様に呪力を自発的に捻出し、それを駆使して様々な術式を発動していく」ということです。
術式とは
呪力が電気。術式が家電。
五条先生曰く、「電気だけじゃちょっと使い勝手が悪いでしょ。だから家電に電気を流して様々な効果をえるわけ」とのことです。
ちなみに悠仁には今のところ術式を持っていないので、呪力をまとい殴る蹴るで特級まで撃破しているある意味すごい人材です!
生得領域とは
宿儺と悠仁が縛りを懸けて戦っていた場所。
宿儺曰く、「心の中と言い換えてもいい」そうです。
人間が生まれながらに持つ、いわば心の中を具現化した心象風景ともいうべき空間。
これは呪術師だけではなく非術師も有しているということなので、皆さんの生得領域はどんな領域なのでしょうか。
つまり領域展開とは、付与した術式(無量空処だと無下限術式・合暗翳庭だと十種影法術)が必ず当たる、生得領域(心象風景を現した結界)を呪力で作り出しているということですね。
無量空処(むりょうくうしょ)
そんな領域展開で今のところ最強なのではないかと思われるのが五条先生の無量空処。
無下限の内側。知覚・伝達。生きるという行為を無限回の作業を強制することにより、すべてを与えられた相手は何もできなくなるそうです。
「何もかも見える! 全て感じる!! いつまでも情報が完結しない ゆえに何もできない」漏瑚の名シーンが爆誕しました!
蓋棺鉄囲山(がいかんてっちせん)
漏瑚の領域。溶岩が吹き出している灼熱の結界に閉じ込められ、並の術師であれば領域に入った時点で焼け切れるそうですが、五条先生相手だと、全くもってそのすごさが伝わらずに押し負けてしまいました。
伏魔御厨子(ふくまみづし)
宿儺の領域。
普段宿儺がいる空間を現実に具現化し、範囲内の呪力を帯びたものには「捌」が、無生物には「斬」が絶え間なく浴びせられ、かつ、閉じ込めることに特化しているはずの領域を、結界を閉じずに逃走できる状態で展開し、その代わりに必中効果を半径200mまで拡大することも可能とのことです。
確かに、無量空処も自閉円頓裹も球体の空間に相手を閉じ込めており、空間が閉じていないのであれば、相手は必中の領域からは一目散に逃げるようとするはずです。
やはり宿儺が20本すべての指を取り戻したら、さすがの五条先生も苦戦することになるのではないでしょうか。
自閉円頓裹(じへいえんどんか)
無数の人の腕が手をつないでいるという不気味な真人の領域。真人は手で触れたものの魂の形を強制的に変える術式を持っており、自閉円頓裹の中ではその術式が必中になるため、まさに掌の上状態になる。
七海のときには術式を発動する前に悠仁が外側から領域を破って侵入したことにより宿儺の魂に触れてしまい、逆に宿儺にやられてしまったため不発。
東堂のときには0.2秒だけの領域展開だったため、東堂が自ら左手を落としたため、致命傷にはなりませんでした。
蕩蘊平線(たううんへいせん)
真人たちが根城にしていた場所のような、穏やかな海と砂浜の陀艮の領域。
そんな穏やかな風景とは真逆に、必中の術式は死累累湧軍(しるるゆうぐん)で、”万物の生命の源”である海より、際限なく魚の姿をした式神を湧出させることができる恐ろしい術式です。
式神は敵に触れた瞬間に実体化し喰らいつくため、領域の必中効果も相まって避けることができないようです。
ちなみに、直人が邪魔をしていたので手で呪印を結べなかったので、お腹で呪印を描いたそうです。呪印のモチーフは宝袋だそうです。
嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)
伏黒の領域ですが、未完成のため八十八橋の特級呪霊に領域を吹き飛ばされたり、陀艮の領域ではギリギリ押し負けていたりしている感じでした。
普段は2体までしか出せない式神を3体以上出したり、影で分身を作ったりできるようです。
その他
他にも花見も領域展開できるようですが、作中では発動しようとした瞬間、五条先生が乱入したため出す機会が失われています。
私の想像では生得領域はきっと陀艮の海と同じように穏やかなお花畑が広がり、ほっこりしてしまいそうではあるのですが、必中の術式はおそらくは東堂に打とうとしていた花御の左腕の供花から出されるビームと思われるので、お花畑が一瞬で命を吸い取られた状態になるのかもしれません。
あと判明しているのが冥々と戦った特級特定疾病呪霊 疱瘡婆。
(偽夏油が冥々に、疱瘡神とうそをついており、冥々が疾病呪霊に詳しければミスリードになったとおまけページで説明されていましたが、なぜ嘘をついたのかが疑問です。のちに明かされるのでしょうか?)
領域展開の直後、相手を棺桶に封じ込め、墓石を落として地面に埋葬。3カウントが始まり、ここまでが必中となり、3カウント後は死に至る病にかからせるという術式です。
まとめ
領域展開することのメリットは、環境要因によるステータス向上と領域内で付与された術式は絶対に当たるということ、デメリットはめちゃくちゃ呪力を消費することと、領域展開後肉体に刻まれた術式は一時的に焼き切れ、使用困難となることです。
漏瑚と戦い無量空処を使った五条先生が、花御のほっこりする術式に後れを取ったのはそのせいだったようです。悠仁が足を引っ張っていたというのもありますが。。。
今後、悠仁の体に宿儺の術式が刻まれる時がきたのなら、悠仁が領域展開する姿を見ることもできるかもしれません。