鬼滅の刃18巻を読んでみて~回想シーンで感慨深い~

どうも~!

鬼滅の刃が大好きなサラリーマンです。

私の姪っ子が「ぎゅう だいすき。」って言ってました!

ぎゅう…。牛?牛肉?すき焼き?

肉が食べたいの?と思っていたら、義勇でした(笑)

牛肉じゃないよ、富岡義勇ね(笑)

ぎゅうじゃなくて、ぎ・ゆ・う!

18巻は、ぎゅうと炭治郎が大活躍ですw。

【あらすじ】

猗窩座との闘いで透き通る世界を習得した炭治郎ですが、義勇が負傷を追ってしまいます。

そんな中、猗窩座は過去を思い出しました。

一方で童磨との闘いでは、カナヲが一人で応戦しています。

童磨はカナヲに柱以上の力を感じますが、カナヲは劣勢です。

しかし、アノ男が飛び出して来てカナヲに加勢します!

【感想(ネタバレ)】

18巻の主役は猗窩座でした。

猗窩座の過去を知ると、彼が弱虫を嫌う理由が納得できます。

上弦の陸だった妓夫太郎達もそうなんですが、出会ったのが無惨や鬼じゃないのなら、別の人生があったと思います。

この優しい顔の猗窩座を見れば、人間時代は心優しい少年だったのが分かりますよね。

妓夫太郎も猗窩座も元々は善人だったのに、絶望の淵で悪の力に出会ったから道を外してしまいました。

一方で悲鳴嶼や義勇、無一郎は絶望の淵で産屋敷に助けられました。

人生の転機で誰に出会ってどんな影響を受けるかは、非常に大切なんだなとつくづく思います。

18巻は戦闘シーンも見どころですが、過去シーンが多いです。

感慨深いシーンがたくさんあり、マンガを読んだ後にじっくり考えてしまいました。

【感想(ネタバレなし)】

猗窩座の回想シーンとラストはマジで泣けました。

すごくイイ奴じゃん!と猗窩座を見直しましたが、鬼になってしまったので同情しちゃダメなんですよね。

そして、猗窩座の羅針盤や技が過去に基づくものだと知ってさらに泣けました。

さらに18巻は、伊之助の過去も明らかになりました。

お母さんが命をかけて伊之助を守ったんです。

母は強し。

伊之助の母の仇が童磨だとは思いもしなかったので、ビックリしています。

また、戦闘シーンでは炭治郎が透き通る世界をマスターしていました。

亡き父から受け継いだものを形にして、こちらも感慨深いです。

産屋敷様が生前に言っていた「思いこそ不滅」という言葉がじんわりと分かります。

カナヲと伊之助は柱じゃないけど、童磨にぜひ生きて勝って欲しいです。

しのぶやカナエの思い、伊之助の母の思いを繋いでいって欲しいなと思います。

【考察】

<童磨VSカナヲと伊之助の闘い>

伊之助が参戦しましたが、カナヲも伊之助も柱なしでどうやって戦うのでしょうか。

童磨はNo.2なので間違いなく強いです。

2人で戦うとしたら、透き通る世界やアザの出現が今後は予想できます。

ただ、身体能力を上げれば勝てるかもしれませんが、それでもダメージは大きいと思います。

童磨で大きなダメージを受けたら、無惨と戦えませんよね。

すでに炭治郎も義勇も大きなダメージを追ってるので、今後が心配です…。

<別の何かに変わろうとする>

猗窩座は首を切られた後も動き続け、自ら首を再生しようとしていました。

別の何かに変わろうとしていたのですが、何かってなんでしょうか?

上弦の壱である黒死牟はさらなる高みへの道が開けたのにと言っています。

また、童磨は猗窩座の気配が変わったと言っています。

さらに、無惨と同じように首が弱点じゃなくなろうとしていると炭治郎が心の中で言っています。

つまり、別の何かとはグレードアップした鬼という事で、最凶の化け物に変わろうとしていたのではないかと思います。

無惨は良心もなく、人間らしさが全くない化け物ですよね。

猗窩座も過去を捨てて、化け物になる途中だったと考えられます。

最後の最後で恋雪が止めてくれなければ、猗窩座は我を失くして後戻りできなくなるところでした。

別の何かに変わらなくて、本当に良かったです。

予備考察

猗窩座は人間だった頃に、罪人の証として腕に入れ墨がありました。

財布を盗んだ罪で所払いの刑になったとマンガに描かれています。

実際に、江戸では盗みの罪の証として腕に入れ墨を入れる事があったそうです。

入れ墨を入れるだけでなく、体を叩く、江戸から追放するなども同時に行われました。

マンガでは猗窩座が人間だった頃に、叩かれて所払い(江戸追放)になった描写があるので、史実に基づいていますよね。

ちなみに、罪人の入れ墨は地方で形が変わっていました。

おでこに入れ墨を書いたり、腕に四角の入れ墨を入れるなどです。

これは、どこの地域の罪人か一目で分かるようにするためだったとか。

追放された罪人もいるので、戻ってきたらすぐに分かるようにするためだったと考えられています。

猗窩座は鬼になり、人間だった頃の入れ墨が鬼の模様になっていきました。

鬼になって罪を重ねていったから入れ墨が増えたと考えられ、猗窩座の罪の意識がまだ心の奥深くにあったと考えたいです。

18巻はとても感動しました。

煉獄を倒した憎き猗窩座と思っていましたが、考え直します。

ごめんなさい、猗窩座さん(笑)

鬼なので地獄に行くと思いますが、いつかは天国で恋雪と夫婦になって欲しいです。

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