楽しかった約ネバが、ついに完結してしまいました(涙)
ハッピーエンドで良かったんですけど…。
あれ?なんか伏線が全て回収しきれてないような…。
GF脱走編でレイがクローネに伝えたメモってなんだったの?
そもそも食用児の親って誰?と、物語で説明されていない謎もあります。
もともと父親は設定にないんだと思いますが、約ネバが好きなので設定になくても全力で考察してみます。
目次
【みんなの両親は誰?】
これ、そもそもの問題なんですけど(笑)
レイの母親はイザベラだと分かったんですが、他の食用児の子供の両親については、一切明かされませんでした。
誰かと誰かが血の繋がりがある兄弟とかもありませんし、みんな一人っ子です。
母親は農園のママ達だとしたら、父親は誰なんでしょうか?
農園のママなら鬼の世界で逆らえず、上からの命令で勝手に結婚相手を決められていたんだと思いますが…。
まさか鬼が父親じゃないですし、ラートリー家の家来とかなんでしょうか?
ピーター・ラートリーが「パパと一緒に死のう」と言ってましたしね。
この言葉は、ラートリー家がいなければ農園はなく、食用児も生まれないからという意味ですが、ちらっとラートリー家が父親に関係あるかもと思いました。
または、人間の世界で孤児などを拾っては鬼の世界へ連れていったとか?
食用児は量産農園まで含めるとかなりの数なので、そこまでママ達が産めるとは限りません。
はたまた、実験農園で生まれた試験管ベイビーとか?
父親が誰かは設定されていなかったと思うのですが、もしラートリー家の家来や一族が父親なら、ラートリー家は自分の子供や親戚を食用児にしていたとなります。
そう考えると怖い…。
あと、イザベラの夫が誰なのか非常に気になります。
スピンオフでやってくれないかな…。
【レイがクローネに渡した手紙は?】
一番最初のGF脱走編で、レイはクローネに餌となるメモを隠してクローネにイザベラの秘密を伝えました。
その秘密を知った時は、クローネは動揺しています。
そして、クローネはこれならイザベラを蹴落とせると確信しました。
一体、どんな秘密が隠されていたのか?
超気になるんですけど、最後までイザベラの秘密は明かされませんでした。
そこで考察してみると、秘密とはレイがイザベラの子供だとの情報ではないかと思います。
<メモで分かるクローネとグランマの反応>
1.レイもイザベラも知らない情報であるはず
→レイは胎児の記憶があるので、その時の記憶?
2.グランマにチクっても、グランマはイザベラを処分しなかった
→出荷や農園には対した損害にならない。あくまでもイザベラ自身の問題
3.クローネの身分でも書類で裏が取れるもの
→機密情報ではない
4.もう1人のフルスコアも脱走者とクローネが言ってる
→手紙の中身はフルスコアの子供の事
<考察>
もう1人のフルスコアが脱走しそうとクローネがグランマにチクっているので、手紙の中身はレイに関する事ではないかと思います。
イザベラは子供を産むとすぐに取り上げられ、ママに復帰してレイが自分の子供だと知らない。
レイは胎児の記憶があるからイザベラがママだと知っていた。
だからレイはイザベラが本当の母親だとクローネに伝えたのではないでしょうか。
そして、本当の母親だからイザベラはレイの年齢を偽り、満期になってもイザベラはレイを出荷させていないとクローネに嘘の秘密をバラしたのかもと思いました。
クローネが調べれば、イザベラがレイの母親だと書類で分かります。
そして、レイが満期になっても出荷されていない嘘も信じると思います。
<密告を受けたグランマへの影響>
グランマはイザベラがレイの母親だとすでに知っていて、レイの誕生日が偽りではないのも知っていたとすれば、クローネがチクった内容はグランマから見れば対した事ありません。
むしろ、そんなの知ってたし、レイの誕生日に偽りはないとグランマはクローネが嘘の密告をしていると感じるでしょう。
また、もし知らなかったとしてもレイをすぐに出荷させれば済みます。
レイはすでに出荷時期でしたし、農園に損失はないので、イザベラを罰する理由もありません。
だからグランマは問題なくクローネを出荷したのでしょう。
【クローネはたまたまペンを拾った?】
クローネがミネルヴァのペンを持っていたのは、施設(恐らく本部)でたまたま誰かが落としたのを拾ったからです。
この誰かはスミーと呼ばれる人物で、ミネルヴァの支援者でした。
鬼と対等に話をした事から、上層部の人間だと考えられます。
ミネルヴァの支援者なら食用児を助けたいので、わざとペンを落としてクローネに拾わせたと考えるのが自然ですよね。
ユウゴもミネルヴァのペンを持っていましたし、色んな場所でさりげなくシェルターへの行き先を教えていたと考えられます。
考察は予想に過ぎないけど、改めて考えるとまた約ネバが読みたくなり、そこでまた謎を見つけて無限ループに陥ります(笑)