約ネバは名言が飛び交うシーンが多く、大人でも納得させられたり、感動したりします。
また、エマ、レイ、ノーマンの主要キャラだけでなく、他の仲間達からも名言が飛び出てくるのでインパクト大なマンガです。
そんなインパクトにやられっぱなしの主婦が、仲間を支える名言を集めました。
目次
【待てるよ、僕。だから置いてって】
フィルはわずか4歳で、エマの脱走や鬼について冷静に理解しました。
その前にもミネルヴァさんからのメッセージをモールス信号だと気付いてたりなど、頭の良さが目立ちます。
ただ、いくら頭が良くても出荷や鬼など現実に受け止められる訳ではありません。
しかしフィルは、待なきゃいけないのではなく「待てるよ」と答えました。
エマなら必ず戻ってきてくれる、待てる、できると答えたのです。
フィルはエマ達が脱走した後、出荷される家族を見て泣きそうになります。
しかし、負けるもんか、絶対にエマ達は来てくれると信じ、元気だよ!と笑顔で答えています。
わずか4歳の精神力とは思えません。
仲間を信じて待つのは知能がある人間しかできず、家畜じゃないと思う瞬間でした。
【このクソみたいな世界をブチ壊せ】
クローネがイザベラを蹴落とそうとして失敗し、出荷される事になった時の言葉です。
小さな農園で支配者の言いなりにしかなれなかったクローネが最後の言葉で、クソみたいな世界をブチ壊せと食用児に未来を託しました。
クローネがミネルヴァのペンを託したので、エマ達はGFを脱走した後も生き残れたんですよね。
全ての始まりはクローネが作ってくれたのです。
クローネはペンがあっても脱走できなかったけど、意思はエマ達とあるのが分かります。
ちなみに、ママもグランマになった後に、こんな世界はクソ喰らえ、ぶっ壊してやろうと言っています。
家畜じゃないんだよ!と、強い意思が感じられます。
【諦めてはダメよ】
ゴールディ・ポンドでエマがレウウィスと戦っている時に、圧倒的な力を前に手も足もでませんでした。
そんな時に、ママがエマの頭の中に現れて「諦めてはダメ」と言ったのです。
ママは憎きGFの鉄壁であり、エマは足を折られたりと散々な目にあっています。
それでもなぜ夢の中に現れたのかと疑問でした。
しかし、エマはGFを脱走した後も、ママを思い浮かべると優しいママを思い浮かべていたと言っています。
だからエマの頭の中にママが現れたんだと納得です。
家畜になるのを諦めるな、諦めないのは人間にしかできないぞとのメッセージがあるような気がします。
【この2年、色んな事ができるようになったんだよ】
エマはゴールディ・ポンドで最強の鬼、レウウィスと闘う、道中で野生の鬼を倒すなどパワーアップしている中、アジトに残してきた仲間も別の道でパワーアップしていました。
食料調達なら私達の方が得意と自信ありげで、食料に対する知識も豊富でした。
強くなったのはエマ達だけでなく、仲間もです。
離れていても、支える気持ちは変わりません。
【まっ、それがエマだよな】
鬼を絶滅させたくないけど、食用児を救いたいと矛盾するような気持ちをエマが抱えている時です。
エマだって鬼に殺されかけたのに、理解しがたいと普通なら思いますよね。
レイも頭おかしいんだよと発言しています(笑)
まぁ、レイは理想が高いのがエマだと、良い意味で言ったんだと思いますけどねw。
そんな中、ドンが「それがエマだけどな。」と軽い口調で言っていました。
ドンはGF脱走計画の古株であり、苦楽を共にしています。
エマだからそういう考えを持つよな、エマだからしょうがないなと、全て分かってるんだよと感じるシーンでした。
【留守は任せなさい!】
エマとレイが約束を結ぶために旅に出る時の会話です。
帰ってこれる保証もなく、もしもの時は…とレイが言いますが、絶対に生きて帰ってきて!嘘でも約束して!とギルダが話かけます。
GF脱走後に森の中で鬼に襲われた時も、お願いだから自分を大事にしてとギルダが言っています。
エマが仲間を大切にするように、仲間もエマが大切なんですよね。
エマやレイの方がスコアは高いし、戦闘能力も高いです。
しかし、立場は対等です。
ノーマンの動向も気になるし…と不安はたくさんありますが、ギルダは留守は任せない!と力強く言いました。
留守=エマ達に必ず帰ってこいって事ですよね。
また、いない間はノーマンを任せてと決意したようにも見えます。
約束の締結だけにエマ達が集中して帰ってこれるようにと、ギルダの決意がかっこ良かったです。
エマは多くの仲間に支えられて生きているのがよーく分かります。
幸せ者ですよね。
また、世界をぶっ壊す、諦めてはダメなど人間ならではの言葉も出てきます。
だから食用児は家畜じゃなく、支配しきれないのです。
そして、だから世界を変えるのです。
ざまあみろ、ラートリー家って感じです(笑)