ヴィンセントは約ネバの後期に登場したにも関わらず人気が高いキャラクターです。
私、最初にヴィンセントが登場した時はてっきり敵キャラだと思っていました(笑)
だってクールで何を考えているかよく分からそうだったんですもの。
ノーマンを裏切るなと思ったら、しっかり支えていましたねw。
そんなヴィンセントを紹介します。
目次
【グローリー・ベルの出身】
ヴィンセントはグローリー・ベルの出身の18歳です。
グローリー・ベルはユウゴの出身でもあり、ヴィンセントはユウゴの後輩にあたります。
ユウゴは正確な年齢が分かりませんが、ゴールディ・ポンドに初めて行った時の年齢を考えると、28歳ぐらいだと言われています。
ヴィンセントとは10歳も歳が離れているので、ユウゴとヴィンセントは一緒に過ごしたとは限りませんね。
一緒に過ごしていたとしても、ヴィンセントが赤ちゃんの時にユウゴがぎりぎり農園にいたかもしれないぐらいで、二人は面識なしと考えた方が良しです。
グローリー・ベルは高級農園なので、エマ達がいたグレイス・フィールドのように食用児を人間として育てる農園です。
グレイス・フィールドが高級農園の中で一番格上であり、ノーマンはそのトップ。
だけどヴィンセントも頭脳をラムダでいじられていると考えられるので、ノーマンに負けずに頭が良かったと考えられます。
【ラムダから脱走】
ラムダに移送されたノーマンは、ラムダの異様な光景に驚いていました。
ラムダは高級食用児を量産するための人体実験場で、地獄のような日々をヴィンセントは送っています。
ノーマンは脱走するために監視カメラの位置をバレないように把握し、ルービックキューブの中にメッセージを隠してヴィンセント達と知り合い、脱走しました。
ヴィンセントはノーマンがいなければ脱走できず、ノーマンを崇めるようになります。
【頭脳が武器】
ラムダでヴィンセントが何の実験をされていたかは定かではありませんが、恐らく頭脳をいじられていたと考えられます。
ヴィンセントは頭に縫った傷痕がありますし、頭の良さはノーマンと争うぐらいだからです。
(ヴィンセントは頭をいじるために髪の毛を鬼に剃られたかも?元々髪の毛があったかも?
)
ラムダ組は怪力だったりと人間離れした特徴がありますが、ヴィンセントはそこまで人間離れしていません。
なので、もしかしたらヴィンセントは他のメンバーよりもラムダに来て間もないうちに脱走したのかも?とも思います。
ラムダ脱走後、ヴィンセントは医学に精通し、鬼の毒を作り出しました。
また、ラムダ組は鬼を人体実験していた描写があり、その実験はヴィンセントが行っていたと考えられます。
ノーマンは医学よりも交渉術や戦略に長けているので、ヴィンセントとは違う分野ですよね。
そしてノーマンもラムダでテストを受けていたので、頭脳をいじられていたと考えられます。
ヴィンセントはノーマンより先にラムダに来ていた可能性もあり、もしかしたらヴィンセントの方が知能は進んでいるかもしれません。
【ボスの大ファン】
クールなヴィンセントの可愛いところが、ノーマンマニアな点です。
ノーマンが不在の時にラムダ組がエマとレイを呼び出し、ノーマンの過去の話を聞きたがっていました。
みんなノーマンが大好きで、ヴィンセントもクールな顔をして心踊っていたのが可愛い!
しかもエマ達に見せたノーマンの笑顔が見たかったのに、会いに行くといつものノーマンでショック…とコミカルな面も(笑)
また、マンガの欄外ではノーマンのアジトを探検した子供達によって、ヴィンセントの部屋が明らかになっていました。
その部屋には、ノーマンの写真などのノーマングッズが(笑)
クールなヴィンセントが見せるボス大好きな面が可愛いので、私はヴィンセントが大好き。
【最後はノーマンと友達】
ボスがエマやレイの影響で鬼を絶滅させないとなった時に、ヴィンセントは計画と違う!と珍しく怒りをあらわにしました。
しかし、ヴィンセントはボスを最後まで支えます。
GFでピーター・ラートリーと決着を付ける時に、モニターをハッキングしてパスコードをかけるのに成功。
ロックを解除させるためにピーターから命を狙われますが、命をかけて頑なに教えません。
ピーターの事を「こいらだけには未来を渡してはいけない!」と叫んでいたのが印象的でした。
この時に、ヴィンセントはノーマンを崇めていただけて自分まで強くなったような気でいたと過去を振り返りました。
最後はボスではなく「進め!ノーマン!」と叫んで撃たれました。
このシーン、大好きです。
ヴィンセントは幸い生きていますが、遺言に聞こえました。
最後までノーマンや仲間を大切にし、全ての食用児の未来を考えていたヴィンセント。
ヴィンセントなしでは女王を倒せず、ハッピーエンドはなかったかもしれません。
人間の世界では、いかんなく能力を発揮して欲しいです。