約ネバの主人公であり、誰一人失わずにみんなで人間の世界に行くと決心したエマ。
レイやノーマンよりも理解力はないけど(笑)
真っ直ぐな性格で、年上年下、鬼/人間関係なく誰からも好かれています。
一貫して理想や信念を曲げない性格から、エマの名言をまとめました。
目次
【私はその子を信じたい!】
GF脱走編で、ママのスパイを探す時のエマの言葉です。
裏切り者も一緒に脱走させるのかとノーマンに聞かれた時に、エマは迷わず「邪魔されても、裏切られても、甘いって言われても、私はその子を信じたい!」と笑顔で答えていました。
脱走すれば、残った誰かの出荷が早まります。
また、兄弟に悪い子はいないと断言しています。
みんなで脱走し、誰も失わない。
エマの強い意思を感じます。
【そういう線引き、二度としないでね】
レイが発信器を壊す実験をしたと言っていたので、エマが誰を犠牲にしたのかと問いた時のシーンです。
普段は仲間に対してニコニコ笑顔ですが、珍しくレイを脅しているような雰囲気が漂います。
誰も犠牲にしたくないし、みんなで脱走すると決めているエマだからこその言葉ですよね。
誰を助け、誰を犠牲にするのか線引きするなとレイに誓わせているような気がしますw。
【変えようよ、世界】
農園の外には人間が住む世界なんてなく、鬼がうろついている世界かもとレイに言われた時の台詞です。
エマが「ないなら作ろうよ。人間の生きる場所。変えようよ、世界。」と淀みなき眼で言っていました。
本当、エマってやつは…。
理想をひたすら追いかける所が素敵過ぎます。
GF編の後で、仲間が「エマならしょうがないよね。」と言ったのですが、こういう事ですよね。
理想は絶対に曲げないし、ないなら作ると、エマの力強さがよく分かります。
【私、間違ってた】
脱走を企てる計画にドンとギルダを招き入れたものの、全てを話して本当の仲間になるとはいきませんでした。
エマの「私、間違ってた。」は、ドンとギルダに全てを話さなかったのがいけないんだとエマが反省したシーンです。
間違いを認め、すぐに謝りにいくのがエマです。
エマのように間違いをすぐに認めてすぐに謝るのは、なかなかできません。
だけど、素直に認める、すぐに謝るは大切な事だと教えてくれました。
【死ににいく決意だけは尊重できない】
ノーマンの出荷が決まった時の言葉でした。
みんなで脱走する目標を、ここで断念しなければいけません。
ノーマンが逃げてしまえば代わりの誰かが出荷されます。
なので、ノーマンは出荷されなければいけません。
諦めムードのノーマンですが、エマは死ににいく覚悟だけは尊重しないとエマが強く言います。
ノーマンだって生きたいはずです。
だから森に逃げ込んで…と考えますが、ノーマンは結局、出荷されていきました。
(出荷されたと見せかけて、実は実験する施設に移された。)
エマはどこまでも仲間想いで、死なんてあり得ない、まだ策はあると諦めない性格です。
そんなエマだからこそ、後を託してノーマンは出荷されていったのです。
【どんな不可能だって乗り越えてやる】
GFを脱走した後にソンジュとムジカに助けられ、ムジカと話をしている時のエマの覚悟です。
人間が住む世界なんてないかもしれない、全員で安心して暮らせるなんて夢のまた夢かもしれない…と、エマは心の中で思っているはずです。
それでも「家族と生きる。そのためなら、どんな不可能だって乗り越えてやる。」とムジカに話しています。
それを聞いたムジカは、エマを元々強いんじゃなくて、強くならなきゃいけなかったんだと理解しました。
エマは家族の年長者であり、リーダーです。
ノーマンなき今、家族のためなら、この先は何があってもやっていくと深い決心をしているのが分かりました。
【私たち、ザコだけどまだ生きてる】
オジサンが暮らすシェルターに到着し、そこからゴールディポンドを目指す時に、エマ達は野生鬼に襲われました。
この時はGFから脱走したばかりで、鬼の対処の仕方も分かりません。
オジサンはエマ達を見て、弱いからすぐに死ぬだろうと思っていました。
しかしエマとレイは、オジサンの動き方を見取り稽古して、頭を使って野生鬼から生き残ります。
ザコだけどまだ生きてるとエマが自信満々に言ったのは、鬼の対処の仕方を覚え初めて自信が付いてきたからでしょう。
レイも弾をたくさん使ってしまいましたが、上等だと前向きです。
ザコだけど、まだまだやれるんだよと常に前向きなエマは、本当にたくましいです。
【まずは食べよう】
シェルターが破壊され、ユウゴとルーカスを亡くした時はさすがにエマも凹みました。
しかしユウゴの霊?意識?が現れて、エマにエールを送ります。
エマは今すべき事は、態勢を立て直して生活を作る事だと冷静に考えてからの「まずは食べよう」です。
まずは食べて眠り、疲れを取る。
それが安全の第一歩です。
みんなで安全に暮らす目標のために突き進むエマが見えました。
エマはいつも前向きです。
ノーマンが出荷された後も、ユウゴが亡くなった後も家族のために進むと決意しています。
まだ子供なのに、約ネバのエマから教わる事がいっぱいありました。