「チェンソーマン」6巻~女性キャラが目立つ~

チェンソーマンの女性キャラは、全員何かしら裏があるのが面白いです。そして強い。男受けを狙ってスタイルを強調していないのも魅力。どちらかといえば、普通体系で一般的かなと。

マキマは、服装もヘアスタイルもシンプルなのに色気がある。けど、じわじわと心理的に追い詰める怖い女。コベニはデンジを殺そうとしたり、意外としたたか。

姫野に至っては〇〇キスまでお見舞いする。レゼはちょっと不思議ちゃんキャラで一番男受け良さそうだった…。男だが、天使が一番性格がナイーブなので、守ってあげたいキャラかもしれないです。

あらすじ

祭りも佳境を迎え、花火が上がる最高のシチュエーションの中にいる二人。レゼとデンジのピュアすぎる恋の行方は?そして、台風の悪魔がレゼを恐れていた理由とは。一転、銃の悪魔に繋がる敵が現れる。強すぎる敵になすすべもないアキたち。たった一人の敵に全滅の危機が訪れる。

感想

デンジはトラウマになりそう。レゼとの学校デートが最高潮を迎えたころ、一緒に遠くに行こうと誘われデンジ。どんな恋愛漫画にも負けないシチュエーション。デンジが即答で好きイって言ったシーンは笑えた。けど、またですか。キスのトラウマ。ヤバいです。痛そう。

恋愛面においては、つくづくデンジってついてないな~と思いました。

そして、デンジを間一髪で助けたビームはすごい。この絶対助けるという姿勢は感動すら覚えました。チギャウチギャウというビームのセリフが何気に好きです。

ボムの衣装はセクシーだが、容赦ない戦い方が怖かった。攻撃パターンが全然読めない。自分の頭投げるし、爆発させるしエグイし、グロイし。大魔2課が簡単にやられてしまった。野茂が爆発させられるシーンはトラウマです。怖い。めっちゃホラー。相変わらず恐怖をかきたてる見せ方うまいなーと思いました。助けに来た副隊長もあっさり殺されてしまって、ボムが強すぎる。

暴力の魔人とコベニはバディを組んだのだろうか。二人はコメディ要素かな。ちょっと笑わせてくれた。ごめんなさいーっ泣き喚いて助かるコベニは強運の持ち主みたい。2課全滅したのに。

台風の悪魔まで出てきて、もうめちゃくちゃ。デンジはビームに乗っているし、カオス。飛ばされる天使を掴まえたアキが良い!触れると寿命が減るのに、そんなことをお構いなしに掴むアキ。死ぬなら死んでいいという天使の手をパシって持って、泣けた。天使の脳裏に浮かんだ女性は誰だったのかな。そこも気になりました。

デンジがレゼとボロボロになるまで戦った後が泣けた。1輪の花を見てデンジが待つ場所へ行こうとしたレゼ。二人で逃げる未来の選択を考えていたのかもしれない。その未来を描いた時にマキマに捕まったので、絶望を味あわせて殺す彼女はどっちが悪魔か分からなくなった。花束を持っていたデンジがまた切ない。

考察

ビームのセリフ

「話したら殺される。マキマ様との約束」アキにボムが銃の悪魔だと伝え、なぜそんな情報を知っているのかと言われ、答えた言葉。ビームとマキマの関係は一体何なのか。弱みを握られているのかな。天使や暴力たちもマキマのことを恐れているかもしれない。

そして、チェンソー様のことについて詳しい。マキマから聞いたか、以前も会ったのかもしれない。

狐の悪魔

副隊長と契約している狐の悪魔がボムを食べて、この味嫌いと帰ってしまいました。アキがサムライソードと食べさせた時も怒って帰ってます。銃の悪魔に通じる魔人の味が嫌いのようです。

天使の行動

天使は、アキと一緒にいるので、少しずつ人間らしくなってきたようだ。以前は、死にそうな人を見ても人間は苦しんで死ねばいいと思っていた。でも、今は、ちゃんと声をあげて安らかに死なせてあげている。

デンジの過去

幼いデンジが札束を持って家を出るシーンがあった。デンジの表情がいつもと違う気がする。家のドアが何らかの伏線?

秘密の部屋

岸部が語ったおとぎ話。これからレゼのようなタイプが敵としてやってくるのだろうか。

マキマのしもべ?

天使はマキマのネズミを良く見る機会があったから、イソップの寓話を持ち出したのだろうか。マキマに群がるネズミが気持ち悪かった。

マキマ

こんなにあっさりボムを殺せるなら、どうして野放しにしていたのだろう。たくさん殺されていまったのに。マキマには何か意図があるのだろうか。彼女の行動が謎すぎる。何を考えているのかさっぱり分からない。マキマはヒロインのはずなのに、一番こわい。

思ったこと

訓練施設でスパーリングしているアキ。どう見てもアキの方が弱そうなのにボコボコにやっつけたみたいで、彼は強かったんだなって初めて気づいた。

大魔2課、野茂さんや副隊長強そうに見えたから新キャラで生き残ると思ったら、全員やられてしまった。本当容赦ない。

デンジがビームに乗っているシーン。周りは爆発だらけだったけど、その二人だけはファンタジーのようだった。クジラに乗った少年みたい。映画「ネバーエンディングストーリー」を思い出した。

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