パンダはパンダじゃなかった!パンダ先輩の生い立ち

呪術廻戦にはキャラの濃い人物が沢山登場しますが、その中でもパンダ先輩のインパクトは相当なものですよね。

なんでパンダが喋るの?と困惑した方も多いと思います。

初登場時からとにかく謎に包まれていたパンダ先輩でしたが、交流会でようやく正体が明かされましたね!今回はパンダ先輩の驚愕の生い立ちについて解説します。

【キャラ紹介】

東京都立呪術高等専門学校の2年生。真希や狗巻の同級生です。

見た目はジャイアントパンダですが、普通に喋り、普通に二足歩行で歩く謎に包まれた存在。

交流会でようやくその正体が明かされ、パンダは夜蛾学長が作り出した突然変異呪骸であることが判明しました。

【感想】

パンダ先輩がアニメで初登場したのは5話。悠仁の死亡に打ちひしがれる伏黒と釘崎の前に、2年生3人組が突然現れました。

おにぎりの具しか喋らない狗巻先輩、二人を煽る真希先輩、そしてパンダ先輩。キャラの濃すぎる2年生チームの登場に衝撃を受けました。

2年生チームの登場時、真希先輩と狗巻先輩については軽く紹介されていましたが、パンダ先輩については特に触れられないまま。

「そこが一番知りたいんですけど!?」と突っ込みを入れる読者をスルーして、物語は進んでいきました。

結局、しばらくの間はパンダ先輩の正体は明かされず、「この世界ではパンダが喋るのか」と無理やり納得せざるを得ませんでした。

そんな謎に包まれたパンダ先輩ですが、京都交流会でようやく正体が明かされましたね!

パンダ先輩の正体は夜蛾学長が作り出した突然変異呪骸。つまりパンダ先輩は生き物ではなく、人工的に作られた呪骸だったのです。

悠仁が高専に入学する前に闘ったカッパの呪骸や、呪力操作の訓練で使われたクマの呪骸と同じ部類ということになります。

正体が明かされる前は、「中に人が入っているのではないか?」「呪いでパンダの姿に変えられたのではないか?」など、色々想像してしまいましたが、そもそも人ですらなかったようですね。呪骸も高専に通えるということにも驚きでした。

そして、メカ丸との闘いで明かされた、パンダ先輩の戦闘能力。

パンダ先輩には3つの核があり、メインの核を入れ替えることで、ボディーをコンバートできる力を持っています。つまりパンダ先輩には3つの形態があるということ。

メカ丸との戦闘では、パワー重視のゴリラモードが発動しましたね!

ゴリラモードになって戦闘力が跳ね上がったパンダ先輩。その戦闘シーンには圧倒されました。

そして戦闘後はメカ丸と和解。メカ丸に対し、「何か叶えたいことがあるなら手伝うぜ」と、歩み寄るシーンには心を揺さぶられました!

パンダ先輩の正体は呪骸。だけど人間と同様に心を持ち、他者に歩み寄れる。

人間と呪骸の間には、大きな違いはないのかもしれないと思わせるシーンでした。

【考察】

夜蛾はなぜパンダに3つの核を宿したのか?

呪骸には心臓となる核が存在します。呪骸の核は本来1つですが、パンダ先輩には3つの核が存在します。

ではなぜ、夜蛾はパンダ先輩の体内に3つの核を宿したのでしょうか?

その真相は作中では明かされていません。

これはあくまで予想にはなりますが、傀儡呪術学の第一人者である夜蛾は呪骸についてあらゆる実験をしていたのではないでしょうか?

喋る呪骸、3つの核を有する呪骸など、未だ存在しない呪骸を生み出し、傀儡呪術学の発展に貢献していたと考えられます。

その成果物として生まれたのが、パンダ先輩だったのではないでしょうか?

夜蛾には教育者という側面だけではなく、研究者としての顔もあるのかもしれません。

3つ目の核を予想

パンダ先輩には3つの核が存在しますが、3つ目の核の正体は未だ明かされていません。

分かっているのは、「照れ屋なお姉ちゃん」ということだけ。

そこで、お姉ちゃん核の能力を予想してみました。

現在判明している核は、パンダモードと呼ばれるバランス重視の核と、ゴリラモードと呼ばれるパワー重視の核。

それらと対照的なものと考えると、少ない呪力で効果を発揮するタイプなのかもしれません。もしかすると、戦闘をアシストする能力の可能性もあります。

私が予想するのは、最短で目的地まで駆けつけるスピード重視の核。

パンダ先輩がスピードに特化していることは、コミックス0巻でも明かされています。

パンダ先輩は夏油傑の予想を遥かに上回るスピードで乙骨のもとに駆け付けました。

それはワープしたと言っても過言ではないほどの速度。常人には到底できない技です。

これこそがパンダ先輩の第三の核の能力なのではないでしょうか?

素早く移動することで戦況を優位にする。使い勝手も良さそうです!

【用語解説】

呪骸とは?

内側に呪いを宿す、自立可能な無生物の総称。

簡単に説明すると、呪いの力で動く人形です。

通常呪骸は使い手によって操られていますが、パンダ先輩は例外的に自分の意志で動くことができます。

呪骸はパンダ先輩の他にも、悠仁が高専に入学する前に闘ったカッパの呪骸キャシィや、呪力操作の訓練で使われたクマの呪骸ツカモトが存在します。

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