みなさんは呪術廻戦に登場する乙骨憂太という人物をご存知でしょうか？
呪術廻戦はアニメのみで楽しんでいる方にとっては、乙骨の存在はとにかく謎に包まれていますよね！
時々名前は登場するけど、本編にはまだ登場していない。「一体何者なの？」と困惑している方も多いかと思います。
今回はそんな乙骨憂太について紹介していきます。
目次
プロフィール
乙骨憂太
呪術廻戦の前日譚であるコミック０巻の主人公。
交通事故により亡くなった幼馴染「折本里香」に呪われており、あまりの危険性から死刑が決定したが、五条悟のはからいで高専に入学することとなる。
内気なふるまいをしているが、呪術師としての強さは特級。
のちに日本三大怨霊の一人、菅原道真の子孫と判明する。
感想
アニメから呪術廻戦に入った私にとっては乙骨憂太の存在はとにかく謎でした。
本編には登場していないはずなのに当たり前のように名前が登場するが、果たして何者なのか？
特級呪術師であること、二年生であること、現在は海外にいることは明かされているが、性格や術式などは全く明かされていませんでした。
そして、その謎は呪術廻戦の前日譚である0巻を読んで解消されました。
0巻で描かれているのは本編よりも1年ほど前の物語。今の2年生が1年生だった頃の話です。
真希、狗巻、パンダのクラスに、乙骨が編入してきたところから物語はスタートします。
0巻で登場した乙骨は、イメージしていたよりもずっと気弱な少年でした。
本編では、五条悟も認めるほどの実力があるとされている乙骨ですが、0巻の登場時にはオドオドとしており、いかにも虐められそうな風貌。強いというイメージとはかけ離れた印象でした。
しかし、物語を読み進めていくと、乙骨にはチートレベルの能力があることが判明しました。
乙骨の強さの秘訣は折本里香と思われてきましたが、乙骨自身にも、並々ならぬ能力があったのです。
なんと乙骨は、狗巻の呪言をコピーしたり、負傷した仲間を反転呪術で手当てしたりと、高度な術を難なく成し遂げました。
このことからも、ただの高校生ではないことが分かります。
そして物語の最後では、乙骨は菅原道真の子孫であることが判明。その計り知れない呪力の出どころが明らかになりました。
乙骨は間違いなく強い。０巻を最後まで読んで、私は確信しました。
【考察】
0巻終了後の乙骨の行方
乙骨は0巻の百鬼夜行後は、海外に行っていることが明かされています。
「なぜ海外にいるのか？」という詳しい理由は明かされていませんが、本編の扉絵やアニメの2クール目のOPでは、アフリカらしき場所で歩いている姿が描かれています。
そして乙骨と共にいるのは、百鬼夜行では敵として登場したミゲル。
ミゲルは何らかの理由で夏油側から足抜けして、今は高専側についているようです。
乙骨とミゲルは、アフリカの地で何をしているのでしょうか？
ミゲルには、五条悟を10分以上足止めした実力があることから、乙骨の師匠にミゲルをつけ、修行に励んでいるとも考えられます。
アフリカは日本以上に呪術の信仰が厚い場所です。
日本での修行では物足りなくなった乙骨は、呪術の本場であるアフリカの地で、ミゲルと共に修行に励んでいるのかもしれませんね。
■乙骨と虎杖は手を組む日がくるのか？
0巻の主人公である乙骨と、呪術廻戦本編の主人公である虎杖が手を組むというのは、非常に激アツな展開ですよね？
しかし、現段階では少し難しい状況になっています。
少しネタバレになってしまいますが、乙骨は渋谷事変の後、本編に登場しています。
その際、乙骨は上層部から虎杖の処刑の命令を受けました。
乙骨が虎杖を処刑しようと思った決定的な出来事は、虎杖が乙骨の同級生である狗巻の腕を落としたこと。
実際には虎杖が狗巻の腕を落とすシーンは描かれていませんが、恐らく宿儺の領域展開に巻き込まれたのではないかと予想されています。
上層部からその事実を知らされた乙骨は虎杖を敵とみなし、襲いかかりました。
この状況から虎杖と乙骨が和解するのは、至難の業です。
だけどもし、「狗巻の腕を落としたのが、虎杖ではなかった」と判明したらどうでしょう？
乙骨の怒りの矛先は虎杖から外れ、虎杖と共闘する道も開けてくるのではないでしょうか？
個人的には、そんな展開を望んでいます！
■乙骨の声優は誰になるのか？
乙骨はアニメ本編にはまた登場していないことから、声優さんは決まっていません。
ここでは乙骨の声優は誰が抜擢されるのか勝手に予想してみました。
乙骨は普段はおどおどしているけど、いざとなると頼りになる一面を見せるキャラクターです。
そのことから完成された男らしい声よりは、あどけなさの残る少年らしい声がしっくりくると思います。
また乙骨は呪術廻戦の中でもキーマンになる存在なので、実力も人気もある声優さんが抜擢されると予想します。
Twitterでは、入野自由さん、花江夏樹さん、村瀬歩さん、山下大輝さんなどが予想されていますが、個人的には入野自由さんが濃厚だと考えています。
入野自由さんの出演作品で特に有名なのは、「あの花」の宿海仁太。あどけなさの残る声や優しく包み込むような声は、乙骨のイメージともぴったりです。
