どうも~!
三度の飯より鬼滅好き、花より鬼滅のサラリーマンです!
最近うちの子は、妻に怒られると「凪!」と水の呼吸を出してダメージを減らそうとします(笑)
防御できるのは良い事!
だけど妻の怒りは凪を出されると、鬼化するよ?
余計に怒られるよ?
そんな夫が20巻を読みました!
目次
【あらすじ】
行冥と黒死牟が対峙する中、黒死牟にやられた無一郎と実弥は自ら止血し、闘いに参戦します。
序盤は柱達の猛攻撃に黒死牟と対等に渡り合っていましたが、黒死牟が本気を出せば柱3人でもかないません。
しかし、黒死牟に銅を切られた玄弥が黒死牟の一部を食べて鬼化すると、勝機が見え始めて…。
【感想(ネタバレなし)】
20巻は全て黒死牟との戦闘シーンでした。
柱も黒死牟も技を連発してすごい勢いを感じます。
また、鬼喰いの玄弥も大活躍でした!
刀鍛冶編でも思っていましたが、玄弥はやっぱり強い!
そして、黒死牟との闘いをアニメにしてカラーにしたら、迫力溢れるシーンになるんじゃないかと思います。
そんな画力が強すぎるストーリーの箸休めになるのが、おまけのイラストです。
義勇のおじいちゃん烏が再登場(笑)
なんとかみんな元気(笑)
ほっこりしますw。
あとは黒死牟の過去が描かれていて、なるほどなぁ~と伏線が回収しつつあるのを感じました。
鬼滅の刃の核心を付く過去が描かれているので、非常に濃い巻でした。
【感想(ネタバレあり)】
黒死牟との闘いは、息を付く間もなく終わったなと感じます。
技の連発で戦闘シーンはもちろん興奮しましたし、玄弥と無一郎の決死の戦闘、黒死牟の過去の回想、黒死牟の散る瞬間と全てが濃かったです。
特に黒死牟の回想と、体が崩壊するシーンは印象的でした。
黒死牟の双子の弟が日の呼吸の剣士で、黒死牟はずっと嫉妬してきたんだなと憐れです。
全てを捨てても弟より強くなりたかったのに、鬼になってもその夢は叶いませんでした。
そして、最後に首の弱点を克服した時に人間だった時の武士のプライドが体の崩壊に繋がります。
猗窩座も黒死牟も人間だった時のかけらがあったので、別の何かに変われませんでした。
サブタイトルにも書きましたが、最強になった後も嫉妬とプライドが邪魔をしていた憐れな鬼だったなと思います。
【考察】
<刀はなぜ赤く染まった?>
無一郎が捨て身で黒死牟に切り込んだ時に、刀が赤く染まりました。
それが黒死牟の致命傷になった事から、赤く染まった刀はものすごく威力があるのが分かります。
また、黒死牟が日の呼吸以外の剣士が刀を赤く染めるのに驚いていました。
鬼にものすごい威力を与えられるものと言えば、太陽の光です。
日の呼吸の剣士が刀を赤く染めていた事から、赤い刀は太陽の力がこもってるのではないかと思います。
今のところ、刃が赤く染まったのは無一郎が
黒死牟を倒したいと強く願った時と、行冥と実弥の武器がぶつかり合った時です。
強い願いや強い武器同士のぶつかり合いで、
日輪刀は本来の力を発揮するのではないでしょうか。
そして、本来の太陽の力を発揮した刀は鬼に致命傷を与えられるのではないかと思います。
<行冥は間もなく死ぬ?>
アザは寿命の前借りで、寿命が25歳になると
黒死牟が明らかにしていました。
行冥は27歳頃なので、今日にも死ぬと黒死牟が予言しています。
そうなると、行冥は無惨との戦闘中かその前に死ぬ可能性が高いです。
大正時代の男性の平均寿命は44歳なので、27歳は中年のおじさんぐらいでしょう。
かなり早い寿命ですよね。
最強の男を失っても無惨と渡り合えるのか不安です。
もしくは無惨と闘い抜いて死ぬのか。
ハラハラドキドキです。
予備知識
黒死牟は双子だったと回想シーンがありました。
そして、双子は嫌がられたと書いてありました。
史実でも、実は双子は嫌がられていました。
なぜなら、一度に2人も産むのは犬と同等だと考えられていたからです。
犬畜生と同じなんて耐えれない、侍のプライドがあったのでしょうね。
双子が小さく生まれれば体が弱いと思われましたし、一卵性なら同じ顔が二人もいるとして不吉だとも思われていました。
しかも双子は、言語の発達が遅れるなどもあったそうです。
黒死牟が人間だった頃に生まれた家は裕福だった描写があるので、双子でも育てていけると思います。
しかし、双子だからとの偏見があって弟の縁壱は出家される事になったのです。
今だと双子が不吉と考えるのはあり得ませんよね。
そんな偏見の中で育てられたから、劣ってると思っていた縁壱が自分より強いのは、許せなかったと深読みできます。
20巻は黒死牟のスペシャル巻でした!
上弦の鬼を全て倒し、いよいよ無惨ただ一人ですね!
玄弥が黒死牟の髪を食べた時に無惨の声が聞こえ、無惨がまだこちらに来させるなと命令していました。
無惨復活に間に合いますように!
そして、瀕死の無一郎と玄弥が何とか助かりますように…。