呪術廻戦アニメ2話~3話を視聴して~主要人物の登場~

ども!蝉の鳴き声もすっかり聞こえなくなり秋の到来を感じるこの頃です。さて、今回は呪術廻戦を視聴したので記事にしていこうと思います!

【あらすじ】

特級呪物 両面宿儺の指を食べた虎杖は、宿儺に躰を支配されるかと思いきや逆に虎杖自身の自我を保てるぐらい制御することができた。

本来であれば「死刑対象」だが五条先生の口添えもあり「死刑」の執行が「猶予」されそこから物語が大きく動いていく。

無事に呪術高専に転入した虎杖は、五条先生と伏黒とともに3人目の1年生、紅一点の釘崎野薔薇と出会う。

地方から上京してきた虎杖と釘崎を連れて東京観光と称して、実力の実地試験でとあるビルの呪い対峙に出かける。果たして呪いを祓えるのか…!

感想

実は呪いの被害で多くの人が亡くなっていることは少なくないという事実を知った虎杖が、宿儺を取り込んで自分が死ねば呪いにより苦しむ人々が減るのではないかと考え始めるようになります。

それはお爺ちゃんから遺言としてもらった「多くの人を助けろ」という言葉を、虎杖本人がしっかり受け止めて自分が誰かの助けになりたいと思い始めたことがきっかけなんだろうなと思いました。

「てめぇの死に様は、もう決まってんだ」このセリフで、お爺ちゃんの遺言を受け止めて前へ進もうとしていること、自身が宿儺の指を取り込むことで呪いを減らし、かつ誰かを助けてやるんだという強い信念を感じました。

この決意している姿はカッコイイですね!これからどんな物語が始まるのかとワクワクしました。

あと個人的には、基本的にシリアスな物語にも関わらず時折みえるギャグ的な力の抜け具合なやり取りが大好きです。

伏黒と虎杖のペアは陰と陽みたいで今後もいいペアになりそうです♪

ここまででなぜ「死刑」になったのか経緯が分かり、宿儺がどんな呪いなのかも五条先生から語られます。

しかも五条先生が強い!とても恐れられている宿儺にも雑談をしながら攻撃を一切受けない所は驚きでした。どれだけ強いんだろう…五条先生。

五条先生ばかりに目が行ってしまいがちですが、終盤でてくる東京都立呪術高等専門学校の学長:夜蛾先生もとても強くて個性的です。

だって…自分でかわいい(?)ぬいぐるみを裁縫していて、しかもそのぬいぐるみが物理的にも強いのなんのって!来たばかりの虎杖をコテンパンに痛めつけます。

でもその真相は虎杖自身に「なぜ呪術高専に来たのか、何を成し遂げたいのか」と問うものでした。

虎杖は見事に返答します。自分が負わされた使命から逃げたら辛いことから解放はされるかもしれないけれど、それは虎杖の生き様ではない!それを後悔したくない!という改めて腹をくくっているシーンはグッとくるものがありました。

若いなぁ、素敵だなぁ、カッコイイなぁと思うのと同時に、私自身にも「自分に後悔なく生きているか」と突き付けられた感じがします。

呪術廻戦のアニメの好きなところの1つに、カッコよすぎるテクノ系なBGMを挙げたいです。

これから何かが始まるウキウキ感を助長してくれる歌声付きのBGMは、アニメ自体をさらにカッコよく見せてくれます!

オープニングもエンディングもカッコ良いですね!

今回から東京呪術高専1年の紅一点、釘崎野薔薇ちゃんが加わります。素敵な名前なのにすごい漢字ですね(笑)

どうやら「さおりちゃん」と何かしらの事情があって東京へ、しかも呪術高専に入学してきたようです。

五条先生に東京観光と称し虎杖と釘崎の2人だけで六本木の廃墟ビルに潜んでいる呪いを祓えと言われます。

ビルの中には複数呪いが潜んでいるようで、時短をして東京観光(豪遊?)をしたい釘崎は虎杖と別行動をとります。

五条先生曰く、虎杖は異形ながらも自分に攻撃してくるヤツを本能的に攻撃できる力があると言います。

一方で、これまで地方で呪いを祓ってきた釘崎は、東京での呪いを祓えるのか実力を試しているとのこと。

なるほど、そういう目論見があったのかと思いました。

さて現場では、釘崎が呪いを順調に祓っていきますが、遊びで廃墟ビルへ忍び込んだ子供と出くわし、その子供が知性をもった呪いに人質とされます。

呪いは人の心から生まれ人口に比例して多く強くなるとのこと。そして呪いは時に残酷として命の重さをかけた天秤をかけてくるそうです。

恐らくこういったところが地方と東京の呪いのレベルの差なのかもしれませんね。

結果的には虎杖も加わり、最後は釘崎ちゃんの呪力で勝利!

釘崎ちゃんも自分の命よりも子供の命を優先して助けようとした所に彼女の優しさを感じました。

呪術師達は命の価値や勇気を持った優しい心の持ち主なのかもしれませんね。

考察

五条先生

「大丈夫、ボク最強だから」というとても自信満々な先生。黒い目隠しをしており、宿儺に変わった虎杖から一切攻撃を受けず笑顔で10秒を数え切った。

特級呪物が行方不明との伏黒からの報告に仙台まで馳せ参じたが、その際、仙台名物の「喜久福」を購入する余裕すらある。

宿儺に狙われて光栄だと言っている所にも余裕を感じました。

力の全てを取り戻した宿儺と対峙しても「少ししんどい」というも「勝利」を宣言している所からも五条先生の強さはとても未知数です。

夜峨学長

虎杖が五条先生に連れられて初めて東京都立呪術高等専門学校(略して呪術高専)に足を踏み入れます。

どうやら時間に大変厳しいお方の様子、遅刻となった五條先生にとても厳しく罵声を浴びせていました

時間を守る規律を徹底していることは素敵だなぁと思いますが時に厳しすぎる硬さがありすぎるのは息苦しいなあと思いましたが、何故か夜峨学長はぬいぐるみをチクチク縫っているこのギャップが面白さ倍増です。

虎杖の「オッサンがカワイイをつくっている」というセリフもとても適格だと思いました!

そうなんです!学長が制作していたぬいぐるみ、つぶらな瞳をもつ見た目はとてもカワイイんです。

ぬいぐるみに呪力をこめて「呪骸」を操って攻撃することを得意としているそうです。

あんなカワイイ顔からとてつもない強いパンチを浴びせられるとは…虎杖もとても痛そうにしていました。

また夜峨学長は「気づきを与えるのが教育」といっている通り、虎杖に「なぜ呪術高専に入学するのか?」

「呪いを知り、呪いの祓い方を身に着けた先に何がしたいのか?」と質問を浴びせてきます。

他人の指図で呪いに立ち向かっていく虎杖を、最初は入学拒否として不合格としますが、

自分自身自ら「何のために呪術師になるのか」と考え、気づかせることで心身共に強い呪術師を育てようとしているんだなぁと思います

そこに心打たれました。何でもかんでも「教えて」あげるのではなく、自分自ら考え気づきを与えることで、自分の行動や考えに説得力ができると思ったからです。

時間に厳しくカワイイぬいぐるみを作る学長、今後も楽しみな人物です!

釘崎野薔薇

率直な感想としてはあまり女性らしくないヒロインだと思いました。でも好んでいるものはかわいいものを求めているので、ある意味女の子らしいとも思います。

閉鎖的で人を差別したがる地元から脱出し、東京に強いあこがれをもって上京してきた呪術高専1年生の紅一点です。

性格もとても男勝りでサバサバしており、虎杖を見るからにイモ臭いと揶揄し伏黒も名前や偏見で判断し上から目線な態度をとります。

呪いとの戦いでは五寸釘とハンマーを使って祓う中距離タイプです。洋服や都会的なことにとても興味を持っている女の子です。

時折「さおりちゃん」という名前がでてきます。野薔薇ちゃんにとって大事な存在のようで、かつて地元に東京から引っ越してきた近所のお姉さんのようです

野薔薇にはいろんなお菓子などを教えてくれたにも関わらず、田舎の排他的な価値観から色んないじめを受けていて結局引っ越してしまったことに憤りを感じています。

いつか東京で「さおりちゃん」と出会えることを夢見ているようなので、会えるとよいですね!

用語解説

東京都立呪術高等専門学校

私立じゃなく公立なんですよね。

1年生は虎杖で3人目らしいので、全校生徒もそんなに多くないんでしょうか。

調べてみるとどうやら東京と京都に1校ずつ存在しているようで、四年制の呪術教育機関で表向きでは私立の宗教系学校とされているそうです。

略称は「呪術高専」「高専」と呼ばれているみたいですね

アニメを見ていると敷地内に京都にあるような神社仏閣らしき建物もみえるので、ただの学術機関ではないこともわかります。

2話の時点で東京校では、夜峨学長と五条先生しか教員はでてきていませんが他に教員や事務員みたいな方も今後出てくるのかもしれませんね。

呪具

呪いを籠められたものを呪物というのに対し、呪いを宿した武器のことを呪具と呼ぶそうです。どうやら呪力を持たない人間(虎杖など)にも扱え、呪いを祓うことができる武器です。

五条先生から虎杖に貸与され、実際に呪霊を祓うこともできました。この時渡された呪具は鉈のような形をしていました。他にもいろんな種類があるようなので、今後も必見ですね。

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