悪役だけど憎めない!両面宿儺の魅力

呪術廻戦に登場するキャラクターの中で、最凶の悪役と言えば、やはり両面宿儺ですよね。

呪いの王として君臨し、女子供を殺すのが好きという、悪役のお手本のような思想を持っています。

そんな宿儺ですが、意外にもファンは多く、人気キャラクター投票でも10位以内には入っています。

今回はそんな宿儺の魅力に迫っていきます!

【プロフィール】

■両面宿儺

千年以上前に実在した人間であり、死後も尚、現世を脅かす呪いの王。

宿儺の指は彼の死後、特級呪物として扱われていたが、虎杖悠仁が指を体内に取り込んだことで、宿儺が受肉し、現世に顕現した。

本来の姿は4本の腕と、2つの顔を持つ異形の姿をしている。

己の快・不快のみが生きる指針という非常に奔放な性格。

【感想】

初めに宣言しておきますが、私は両面宿儺が大好きです!

渋谷事変では、大量の一般人を殺したことや、夏油一派の一員である美々子と菜々子をサクッと殺したことなどを踏まえると、救いようのない悪役キャラではあります。

ですが、どうしても宿儺が憎めません。むしろカッコいいとすら思っています!

宿儺は基本的に己の快・不快のみを行動の指針としています。

つまり、自分の気持ちに正直で、とても素直な性格なのです!

宿儺が楽しそうにしているシーンを見ていると、不思議とこちらも微笑ましい気分になってくるのは、私だけでしょうか?

特にそれを強く感じたのは、渋谷事変での漏瑚との戦闘時。

漏瑚が放った極ノ番「隕」という技から逃げようとするパンダや日下部に対し、宿儺は「俺がよしと言うまで動くのを禁ず」と言い放ち、足止めをします。

ジワジワと迫る巨大の火の玉に怯えるパンダたちを前に、宿儺は「まだ、まだ、まだ」と、どこまでも焦らします。

「よし」という許しが出たのは、火の玉が落下する直前。

この時の宿儺の笑顔が、最高に楽しそうなんですよ!

悪戯っ子のような表情でニコニコしながら手を叩く姿からは、可愛らしさすら滲み出ています。

まあ、やっていることは、悪戯と呼ぶにはあまりにも度が過ぎていますが…。

そんな清々しいほどに悪役なところも、宿儺が憎めない理由なのかもしれませんね!

作品によっては、主人公と悪役が最終的には和解するという展開もありますが、虎杖と宿儺が和解する日は一生来ないと思っています。

宿儺自身もこれまでの行いを改めようという気には、絶対にならないでしょう。

そのため最終的には、宿儺は祓われる、もしくは再封印されてしまうと考えられます。

そう考えると、非常に切なくなります。

そんな日が来るまでは、現世での生活を少しでもエンジョイしてほしいと願っています!

出来ることなら、あまり人に迷惑をかけない範囲で!

【宿儺の魅力】

■実力のある相手は認める

宿儺は作中でも最強レベルの実力を持っていますが、自分と渡り合える戦闘力を持つ相手に対しては、敬意をはらっています。

実際に渋谷事変で漏瑚と戦闘した際には、「誇れ、お前は強い」と漏瑚の強さを認める発言をしています。その言葉を聞き、漏瑚は涙を零しました。圧倒的な強さを持つ呪いの王、宿儺に認められたことが嬉しかったのでしょう。

宿儺は自分の心に正直な人物なので、その言葉に嘘も偽りもありません。

本当に強いと思ったから口にした。ただそれだけです。

そんな真っすぐな言葉が、漏瑚の心に響いたのだと思います。

このシーンを見て、宿儺の印象が変わった人も多いのではないでしょうか?

私自身も「宿儺って、そんなセリフも言うの!?」と驚きを隠せませんでした。

だけど思ったことは正直に口にするところも、宿儺のカッコいいところですよね!

■伏黒には騎士対応

宿儺が唯一、執着している人間と言えば伏黒恵。

その理由はまだ明かされていませんが、恐らく宿儺の復活絡みではないかと予想されています。

最終的には自分のためということを考慮しても、伏黒への対応は手厚すぎますよね!

まるで騎士ですよ!

渋谷事変では、伏黒が八握剣異戒神将摩虎羅に瀕死に追い込まれた時、宿儺は颯爽と助けに入りました。

そして摩虎羅との戦闘後は、伏黒を高専の医師である家入のもとまで送り届ける騎士対応。

普段の宿儺からは考えられないような振る舞いです。

伏黒のことは一途に助ける宿儺。そんなところも、カッコいいですよね!

宿儺の努力が伏黒に届いているかは謎ですが、宿儺がいる限り、伏黒は安泰と言えます。

■意外とグルメ

公式ファンブックでは、宿儺に関する衝撃の事実が判明しました。

それは「宿儺の快楽とはいったい何ですか?」という質問に対しての答え。

てっきり、「女子供を殺すこと」という回答が来るかと思いきや、まさかの「食べること」。

宿儺は意外にも、グルメな人物だったのです。

そして驚いたのが、宿儺の手下のような立ち位置で登場した呪詛師の裏梅。

宿儺が裏梅を傍に置いていた理由は、美味しい料理が作れるからだそうです。

グルメな宿儺は人間も食します。しかし人を調理するのは、経験者でないと困難です。

その点、裏梅はその才能に秀でていたため、宿儺から傍にいることを許されたそうです。

つまり、裏梅は「宿儺様お抱えのシェフ」ということになりますね!

裏梅が作った料理を美味しそうに食べる宿儺の姿を想像すると、少し微笑ましいですよね!

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