呪術廻戦はポスト鬼滅になるのか?の推察~鬼滅と呪術は似て非なるもの~

ども!コミヤマタイキです!
最近はネットやテレビで呪術廻戦は「ポスト鬼滅の刃」だったり、「鬼滅の刃を超える作品」という声が聞こてきていますが、結論から言ってしまうと鬼滅の刃を超えることはなかなか難しいのではないかというのが私の感想です。

理由としては単純に、鬼滅の刃の記録がすごすぎることです。
今回の記事はそこを切り込んでいければと!


ポスト鬼滅の壁は高い

呪術廻戦がアニメ化になったことで、世間での認知度が一気に上がり、呪術廻戦の面白さが広がっていると感じていますが、単行本のランキングが鬼滅の刃で埋め尽くされたこと、グッズや関連商品の売り上げ、なにより映画の興行収入で長年トップに君臨していた千と千尋の神隠しを抜いたということ、この記録を超えることは一筋縄ではいかないでしょう。

呪術廻戦も映画化すると思うが、映画オリジナルのストーリーではなく、乙骨憂太が主人公の呪術廻戦0巻か、五条先生たちの高専時代を映画にしてほしいというのが、私の希望を込めた予想です。

ハイクオリティな映像と音楽で素晴らしい映画になること間違いなしですが、ジブリやディズニー、ハリーポッターが上位にひしめく歴代の映画興行収入ランキングでは、少年漫画を映画化した作品では、鬼滅の次は46位の名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)で、ONE PIECE FILM Zですら98位であるため、ポスト鬼滅になるための壁は相当高いと思われます。

それでも私は映画化された暁には、五条先生か乙骨を500億の男にするために映画館に通いたいと思っています!

ポスト鬼滅になる鍵は子供人気!?

呪術廻戦がポスト鬼滅の刃になれるかは、子供たちにどれほど人気が出るかによると思います

鬼滅の刃は子供たちが真似しやすい技だったり歌があるので、保育園にお迎えに行くと園児たちが鬼滅の刃ごっこをしていたり、紅蓮華を大合唱していたりする姿をよく見かけるため、子供人気のすさまじさがうかがえます。

子供が映画に行きたいと言えば、必然的に親もついてくることになりますし、関連商品でもキャラクターが全面に描かれている商品ばかりではなく、市松模様や麻の葉模様など、大人がさりげなく持てる商品もたくさんあるので、親子で一緒に鬼滅の刃の世界観を楽しむことができます。

かくいう私も麻の葉模様と鱗模様のピアスを愛用している一人です

一方、呪術廻戦のOPテーマである廻廻奇譚は、まず楽曲そのものが素晴しく、回を重ねるごとに変わっていく映像や、ループ構造になっているギミックに驚き、1クール最後の13話で悠仁が静かに涙を流しているシーンを見たときは鳥肌が立つくらい感動し今まで見たアニメの中で最高のOPでした!

しかし子供たちに歌ってもらえるような歌いやすい曲ではないですし、技も子供が真似をしても地味感が否めないため、子ども人気の起爆剤にはならないかなと踏んでます。 

ただし、近所の小学生が伏黒恵の式神の召喚を真似したり、五条先生や真人や漏瑚の領域展開の真似をしていたりして一人で大爆笑しています。笑

呪術廻戦の波

しかし、お笑い芸人好きの一面もある私は、よくお笑い番組を見ているのですが、ケンドーコバヤシさんがフットンダの大喜利の答えを、呪術廻戦アニメ1クールのEDで最後に悠仁がしていた決めポーズにしていたことや、元猿岩石の有吉さんが八握剣異戒神将魔虚羅(やつかのつるぎいかいしんしょうまこら)のコスプレ(?)をした写真をインスタに投稿したり、Twitterにじゅじゅさんぽのことをつぶやいていたり、アメトークのおうち大好き芸人では、かまいたちの山内さんが寝漫画をするときに持っていたのが呪術廻戦だったりしているのを見ると、確実に呪術廻戦の波はきていると感じています。

先日発売された一番くじも、発売開始の次の日に行ったところ売りきれており、お菓子の関連商品も仕事が終わってから探しに行っても一度も見つけることが出来なかったので悔しい思いをしていました。

呪術廻戦と鬼滅の人気の違い

呪術廻戦の面白さは考察にあるといっても過言ではないと思います。 そのため、年齢が高めの層に人気があり、逆に鬼滅の刃はわかりやすいストーリーゆえに幅広い層に人気があると推察します。

兄妹の絆、爽快なアクション、感動的なストーリーかなと勝手に推測してます。 すでに連載が終わってしまったので結末はわかっているがいますが、どんな形であれ鬼舞辻無惨を倒すという、いわゆる桃太郎の鬼退治のようにわかりやすい目的のために闘っています。

呪術廻戦は五条先生の術式のように、一読しただけでは理解できないことも多いため、小学生以下の子や、小難しい話が嫌いな人にはあまり受けが良くないかもしれません。

しかも最終回は全く想像がつかず、今現状だと、両面宿儺の指をすべて受肉し、虎杖悠仁は死刑になるために戦い続けていることになります。 主人公虎杖悠仁が両面宿儺の指をすべて受肉して死刑になるのが最終回なのか?

しかし虎杖悠仁が生きていて、すべてが丸く収まる明るいハッピーエンドが待っているとも思えませんない。 単眼猫こと作者の芥見下々先生は、以前のジャンプフェスタで、「最終回はまだ完全にきまっていないが、主要キャラ4人のうち一人だけ死ぬか、一人以外全員が死ぬかのどちらかだと思う」と言及していてもなお、ラストの想像がまったく予想できないすることができずにいます。

ジャンプ本誌でも伏線と思われていた虎杖悠仁の術式が、実はそれがブラフなのではないかと考察されていることもあり、読者を混乱させている単眼猫を最近は呪術廻戦という素晴らしい作品を生みだしてくださっている神のような存在を通り越して、この人は性格悪いのではないかと憎しみがわい沸いてくることがあります。 呪術廻戦0巻の五条先生が乙骨憂太に言った「愛ほどゆがんだ呪いはないよ」とはまさにこのことかと思ってしまいました。

呪術廻戦の魅力

しかし、私はそれが呪術廻戦の最大の魅力であると思っています。

先の読めない展開、毎週いいところで次号に続くジャンプにやきもきしながら、伏線となりうることがないかと考察をしていくことが呪術廻戦の楽しみ方でああると思っています。

僕は呪術廻戦を見るのであれば、今見ることをお勧めします。 未だジャンプ本誌でも明かされそうで明かされていない、虎杖悠仁の正体とは?

アニメで釘崎野薔薇が初登場した時、ジャンプ本誌で野薔薇が大変なことになっていたり、七海建人がアニメで活躍しているときに、単行本では七海が大変なことになっていたりと、この連動は意図的なものか否かを考察することができるのは、連載が終わってすべての謎が解けてしまってからではなく、今見て感じてほしいと思っています。

 迫力のバトルシーンや魅力的なキャラたちとストーリーだけでももちろん楽しめるますが、鬼滅の刃を超えるためには、呪術廻戦の考察という沼にはまる人が増えてほしいと願ってます。

まとめ

呪術【廻】戦というタイトルにもなっている【廻る】という文字。

1クールのループするOP、2クールの巻き戻るOP。単行本1巻に回帰する14巻の扉絵。

廻ることにこだわっている演出から、今後、【廻る】という言葉がキーになってくると考察していますが、本来明るく人懐っこくて善人であるはずの虎杖悠仁が、正しい死を求め廻る戦いに身を投じ、人を救いたいと願い傷つきながらも未だ誰も救うことが出来ずに負け続け涙を流す姿はとても切ないので、最終回では幸せに笑っていてほしいと思っています。

鬼滅の刃と呪術廻戦のどちらも好きな身としては、双方の作品は似て非なるものと思っているため、ポスト鬼滅というプレッシャーを感じることなく、芥見先生にはいい意味で読者を裏切り続けてほしいと願っています。

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