生き様を学べる!呪術廻戦の名言集

アニメや漫画の世界には、心を揺さぶられるような名言が沢山登場します。

主人公が発したセリフに影響されて、人生観が変わったという方もいるのではないでしょうか?

そこで今回は呪術廻戦に登場する、心を揺さぶられる名言を一挙に紹介します。

あなたの人生のヒントになる言葉が見つかるかもしれませんよ?

【心に響く名言集】

生き様で後悔はしたくない by虎杖悠仁

このセリフが登場したのは、悠仁が夜蛾学長と初めて対面した時。

高専に訪れた悠仁に対し、夜蛾はなぜ呪術師を目指すのかと悠仁に問いかけます。

呪術師は常に死と隣り合わせ。高いモチベーションがないと務まらない仕事です。そんな世界になぜ足を踏み入れるのかと悠仁に問いかけました。

悠仁はその問いに対し、人を助けろという祖父の遺言だからと答えました。

しかし、その答えでは夜蛾は納得しません。

他人の指図で呪術師を志すようでは到底務まらない。万が一、自分が死んだ時、今度は祖父を呪うことになると悠仁に警告しました。

そこで悠仁は改めて、自分がなぜ呪術師として生きるのか考えます。

呪いの被害はあらゆるところで発生している。それを「俺には関係ねぇ」と見て見ぬふりをするような生き方はしたくない。

『自分が死ぬ時のことは分からないけど、生き様で後悔はしたくない。』

それが夜蛾の問いに対し、悠仁が導き出した答えでした。

虎杖悠仁の覚悟が垣間見えた言葉ですね。この言葉を聞いて、夜蛾は「合格だ」と告げ、悠仁を高専の一員として迎え入れました。

この言葉を聞いて、皆さんはどう思いましたか?

「自分は納得できる生き様をしているのか?」と考えさせられた方も多いのではないでしょうか?

自分の人生を見直すきっかけとなる名言ですね。

懸けられるわ、私が私であるためだもの by釘崎野薔薇

このセリフが登場したのは、悠仁と野薔薇が初めて二人で任務にあたった時。

ビルの最上階に潜む呪霊を二人で祓った後、悠仁は野薔薇に対し、なぜ東京で呪術師になろうと思ったのか質問しました。

その問いに対し、野薔薇は「田舎が嫌で東京に住みたかったから」と言い放ちました。

「そんな理由で命かけられるのか?」と驚く悠仁に対し、野薔薇は言いました。

『懸けられるわ、私が私であるためだもの』

この言葉の裏には、野薔薇が子どもの頃に出会った、沙織ちゃんという女の子の存在があります。東京から引っ越してきた沙織ちゃんは、村の人間から「田舎者を馬鹿にしている」と勝手な被害妄想をされ、村八分遭いました。

その光景を目の当たりにした野薔薇は、「この村にいたら私は死んだも同然」と思い、村を出ることを決意しました。

閉鎖的な村から脱出し、東京で暮らすことが、自分らしく生きる唯一の道。そのため危険を顧みず、東京で呪術師として生きる道を選びました。

「自分らしく生きたい」という野薔薇の信念を感じさせる言葉ですね。

「生き様で後悔はしたくない」という悠仁の言葉に通じるものがあります。

俺は不平等に人を助ける by伏黒恵

このセリフは宿儺と対峙した伏黒が、闘いの中で放った言葉です。

伏黒の義姉である津美紀は疑う余地のないほどの善人でしたが、不運にも呪いの影響で昏睡状態に陥ってしまいました。

この世界は善人が報われ、悪人が貶められるという単純な世界ではありません。

時には何の罪もない善人が理由もなく苦しめられることもあります。

残酷なまでに不平等な世界を目の当たりにした恵は決意しました。

『少しでも多くの善人が平等を享受できるように、俺は不平等に人を助ける』

平等とは言い難い世界だからこそ、恵は自分のものさしで善人を助けることを決意しました。

一見すると自分勝手な言葉にも感じますが、人間誰しも恵と同じような感情を持っているのではないでしょうか?

全ての人を助けることはできない。だからこそ自分が助けたいと思う人を優先して助ける。

自分の正義を貫く、恵の生き様を感じさせる言葉ですね。

若人から青春を取り上げるなんて許されていないんだよ、何人たりともね by五条悟

このセリフは、一度は死んだと思われた悠仁が復活した際に、五条が発した言葉です。

悠仁死亡の裏側には、宿儺の器が生きていることを良しとしない上層部の企てがありました。つまり、悠仁は組織の上層部に抹殺されたと言っても過言ではありません。

そんな状況で悠仁生存の事実が表に出れば、再び命を狙われる。それを阻止するためにも、しばらくの間は生存の事実は隠すことに決めました。

しかし五条は、悠仁をずっと匿うのではなく、京都交流会までには復学させると告げました。

なぜそんなまどろっこしいことをするのかと尋ねる家入に対し、五条は言いました。

『若人から青春を取り上げるなんて許されていないんだよ、何人たりともね』

悠仁の命を最優先するのであれば、このまま生存の事実を隠して、匿っている方が確実と言えます。

しかしそれをしてしまえば、悠仁の学園生活を奪うことになる。

そうならないためにも、復学させることを決めました。

五条の教師としての教育理念のようなものが垣間見えた瞬間ですね。

五条自身も学生時代に苦い思い出があったからこそ、自分の生徒には同じ道は歩ませないと考えたのかもしれません。

そういう小さな絶望の積み重ねが、人を大人にするのです by七海健人

このセリフは、悠仁と七海が共に任務にあたった際に登場しました。

二人が敵と対峙した際、七海は悠仁に対し「勝てないと判断したら呼んでください」と助言しました。子ども扱いされたことに憤る悠仁に対し、七海はこう言い放ちます。

『枕元の抜け毛が増えていたり、お気に入りの惣菜パンがコンビニから姿を消していたり、そういう小さな絶望の積み重ねが、人を大人にするのです』

どうしたら大人になれるのかという議論はアニメや映画など、様々な作品でされてきましたが、これはまたユニークな回答です。だけど、納得できてしまう。

大人になるということは、希望に満ち溢れているわけではありません。

小さな絶望を受け止め、自分なりに上手く折り合いをつけることで、人は大人になってくのではないでしょうか?

大人とはどういう存在なのか?

七海の生き様を見ていると、その答えに辿り着けそうな気がします。

【感想】

今回は主要キャラクターの名言を5つ紹介しました。皆さんはグッとくる名言はありましたか?

呪術廻戦に登場するキャラクターは、自分の中に軸を持った人物が多いように感じます。

主要キャラクターはもちろんのこと、主人公達と対峙する敵さえも、自分なりの正義のもと闘っている。だからこそ、それぞれの生き様を言い表した名言が沢山登場しているのです。

個人的には1つ目に紹介した「生き様で後悔はしたくない」という言葉が一番響きました。

「もっと頑張っておけばよかった」「あの時、こうしておけばよかった」と後悔しながら死んでいくのは、とてつもなく辛い事です。

そうならないためにも、自分の中に確固たる軸を持ち、後悔しない生き方をしたいと感じました。

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