虎杖悠仁の出生の秘密を徹底考察

呪術廻戦の主人公、虎杖悠仁は並外れた身体能力を持っています。そして両面宿儺の器になれたことからも、ただの人間ではないようにも思えます。

果たして虎杖悠仁とは何者なのか?

今回は虎杖の出生の秘密を徹底解説していきます。

キャラクター紹介

虎杖悠仁

宮城県仙台市出身の高校1年生。両面宿儺の指を取り込んだことで宿儺の器となり、一度は死刑宣告をされたが、五条悟の一存で呪術高等専門学校の生徒として入学することとなる。

50mを3秒で走るなど、人間離れした身体能力を持っている。

虎杖悠仁の家族

物語の冒頭では、虎杖の家族は祖父のみが登場します。祖父は何かしらの病気を患って入院しており、虎杖は祖父の見舞いに足しげく通っていました。

病床で祖父は虎杖に、自らの想いを告げました。

「オマエは強いから人を助けろ」

「オマエは大勢に囲まれて死ね、俺みたいにはなるなよ」

そんな言葉を残して、祖父は静かに息を引き取りました。

この時祖父が語った言葉の真意は作中では明かされていません。

しかし、「俺みたいにはなるなよ」と反面教師のような物言いをしていることから、何か大きな出来事があって、周りの人間が離れていったという過去があったのかもしれません。

それが呪術界絡みなのかも、現状は不明です。ちなみに虎杖は両親について、「母親にはあったことはないが、父親のことはうっすら記憶がある」と話していました。

事故や病気で亡くなったのか、もしくはもっと恐ろしい過去があったのかは、謎に包まれています。

偽夏油との関係性

偽夏油は渋谷事変で虎杖と対峙した際に、「我ながら流石というべきか、宿儺の器タフだね」と発言していました。

そのことから、虎杖の出生に何らかの関わりがあるとも考えられます。また、偽夏油と虎杖の関係性がより濃厚となったシーンが原作でも登場しました。

そのシーンとは、虎杖が意識を失った際に見た幼い頃の夢にあります。

夢の中では虎杖仁と呼ばれる父親らしき男性と、若かりし祖父が会話をしていました。その中で祖父は「あの女だけはやめておけ」と、ある女性との交際について忠告をしていました。

しかし、虎杖仁はそんな祖父の忠告を聞き入れることなく、「悠仁の前でそんな話はやめてください」と受け流しました。

そんな時、渦中の女性が登場しました。

驚くべきは、その女性の額。

彼女の額には、偽夏油と同じように縫い目が存在していました。

このことから、偽夏油は虎杖の母親の肉体までも乗っ取っていたのではないか?という予想も飛び交っています。

虎杖悠仁の正体を予想

虎杖は偽夏油によって生み出された存在である。

そんな疑惑が浮かび上がる今、改めて虎杖の正体について考察してみました。

偽夏油は明治の初期には、呪胎九相図の制作者と言われていた加茂憲倫の肉体も乗っ取っていました。呪胎九相図は呪霊の子を宿す特異体質の女が、子の亡骸を抱えて、加茂憲倫(偽夏油)のもとに訪れたことから始まります。

偽夏油はその女の性質に興味を持ち、九度の妊娠と九度の堕胎を施しました。

その時生まれた胎児が強力な呪力を持ち、「特級呪物 呪胎九相図」として扱われるようになりました。

虎杖は偽夏油が作り出した存在ということは、虎杖自身も呪胎九相図なのではないかとも考察できますが、個人的にはその説は違うと考えています。

その証拠に脹相が見た存在しない記憶では、食卓を囲んだ呪胎九相図と虎杖が登場しましたが、その時の呪胎九相図は全部で九体ありました。

そのことから、虎杖は呪胎九相図ではないと予想できます。

しかし、偽夏油が関わったもので、唯一その後の行方が明かされていないものがあります。それが、特異体質の女が連れてきた1人目の子。

偽夏油のもとに訪れた際には、既に死亡していたようですが、呪胎九相図が呪物となったのであれば、一人目の亡骸も呪物になった可能性はゼロではないと思います。

もしかしたら、偽夏油は何らかの方法で一人目の子を封印し、現代まで隠し持っていたとも考えられます。

そして、虎杖の出生時に一人目の亡骸を受肉させたのではないでしょうか?強制的に呪物を取り込ませたことで、虎杖は呪いに耐性を持ち、宿儺の器にもなることができた。

そんな考察もできます。

もしこの説が正しければ、虎杖は脹相の弟ではなく、兄ということになりますね。

脹相が感じ取ったのは、兄弟の繋がりなので、実は虎杖のほうが兄だったというオチも十分あり得ると思います。

脹相はあれだけ虎杖を弟扱いしていたのに、実は自分が弟だったなんて事実を知ったら、ショックでしばらく放心してしまいそうですね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です