ついに無惨が姿を現し、鬼殺隊の総攻撃が始まりました!
いよいよクライマックスなのでしょうか?
珠世さんの人間に戻す薬は効くのか?
炭治郎や柱はどう闘う?
残りの上弦の鬼や無惨はどんな血鬼術を使う?
気になる事だらけで夜も眠れない!
そんな17巻が開幕です!!
ちなみに、今巻で一番好きなシーンがこちら。
癒されます。
目次
【あらすじ】
無限城に落とされた鬼殺隊員たちは、お館様が亡くなった悲しみの中で鬼達と対峙し始めます。
最初に戦闘が始まったのが胡蝶しのぶ。
姉のカナエの仇となる上弦の弐、童磨に挑みます。
しかし、圧倒的な力を見せつけられて切り札となる毒も効きません。
また、炭治郎と義勇は憎き煉獄の仇、猗窩座と戦闘が始まり、善逸も探していたアイツと対峙します。
【感想(ネタバレなし)】
戦闘開始のシーンが多い今回はハラハラドキドキでした!
猗窩座と再会した炭治郎は気合い十分でついにきた!と興奮しました。
炭治郎は前よりも格段に力が付いてますし、義勇もかっこ良い!
何より、善逸が今回はかっこ良すぎます!
善逸どうした!?
寝ないで闘う善逸は初めてで、めちゃ強いので超かっこ良い!
別人ですか?(笑)
鬼滅の刃のキャラクター人気ランキングで、善逸が炭治郎を抜いて人気No.1なんです。
その理由がよく分かりました!
また、今回は戦闘シーンでシリアスな分、おまけのイラストで笑えます。
義勇のおじいちゃん烏。
ヨボヨボ(笑)
【感想(ネタバレあり)】
17巻はめちゃヤバイです!
猗窩座の再登場、善逸の本気戦闘、しのぶ死亡とカナヲの戦闘開始…。
見どころがたくさんありすぎて、お宝映像大放出という感じです。
読み終わっても興奮が覚めません!
炭治郎、本当に強くなったなと感動します。
禰豆子か鬼になった1巻では、炭治郎は義勇に頭を下げて命乞いをしていました。
同じく煉獄VS猗窩座の時は、手も足もでませんでした。
それが今、柱の義勇と肩を並べて戦ってるんです。
キャラクター愛が強すぎなんですけど、炭治郎に涙が出ます。
努力の天才です(涙)
そして義勇がカッコ良い!
善逸がカッコ良い!
義勇はアザが出て本気モード。
善逸は自分で新しい技を作り出したんですよ?
カッコ良すぎて鼻血が出そう…。
もうね、17巻を読んで良かった!と心から思いました。
【考察】
<猗窩座の過去>
少しですけど、猗窩座の過去が描かれていました。
柔道着らしきものを着たお父さん?みたいな人が、戦う相手は自分自身、人を手助けするんだと猗窩座に話しかけていました。
それを猗窩座が振り払っているので、悪い思い出でしょうか。
それが猗窩座の弱点に思えます。
となれば、猗窩座が過去を思い出して弱虫になり、義勇と炭治郎に敗北するのかなと思います。
ただ、猗窩座は好戦的な性格なので、過去を思い出してパワーアップするかもしれません。
頑張れ!炭治郎&義勇!
<透き通る世界>
炭治郎が猗窩座に勝つためのキーワードで、透き通る世界という新しいワードが出てきました。
炭治郎の父は過去に、頭を透明にする、目を閉じて必要なものを選択するなどを炭治郎に話しています。
また、炭治郎の父は植物のような静かな人だったとも説明しています。
さらに、伊之助は殺意がある人はすぐに分かる=殺意がないなら相手に気付かれないとも言っています。
となると、冷静になって静かに目を閉じて集中するって事でしょうか。
ただ、戦闘中はそんな時間なんてありません。
また、炭治郎はとっさに透き通る世界に一瞬だけ入れました。
透き通る世界は猗窩座を倒すキーワードになるはずですが、その領域にどう踏み込むかです。
病気がちの炭治郎の父も透き通る世界に入っていたので、腕力は関係ないかと思いますが…。
アザの出現条件のように、体温や心拍数などが関係あるんでしょうか。
考えれば考えるほど分かりません(笑)
豆知識
過去の炭治郎の父が人食い熊と対峙するシーンがありました。
そこでピンときたのですが、この熊のモデルって北海道の穴持たず熊ではないかと思います。
穴持たずとは、体が大きすぎて冬眠する穴が見つからず、真冬に人を襲う狂暴な熊です。
大正4年の冬に起こった三毛別羆(さんけべつひぐま)事件では、巨大な熊が数日に渡って民家を襲いました。
火を恐れず、人間の味を覚えた熊は自ら民家を襲撃して食い散らかしたそうです。
炭治郎の父が倒した熊は人間を6人喰ったそうですが、三毛別羆事件では7人が犠牲になりました。
鬼滅の刃に現れた熊も人間の味を覚え、炭治郎一家を襲おうとしたのでしょう。
それを表情ひとつ変えず、斧で倒す炭治郎の父は凄すぎます。
体が健康なら、鬼殺隊の柱になっていたかもしれませんね。
17巻は無惨が珠世の薬を分解中なので、無惨の姿はほぼありません。
早く上弦達を倒して、弱っている無惨の元に辿り着いて欲しいです。
また、産屋敷家を守る元音柱の宇髄天元と煉獄の父が描かれていたので、2人の活躍があるかなと期待しています。
早く18巻が読みたい!