皆さんの周りには尊敬できる上司っていますか?
「この人の下で働けて良かった」と思えるような上司に出会えたら、仕事にもより一層身が入りますよね!偶然にも、私は呪術廻戦の世界で理想の上司と呼べる人物を見つけました!
その人物とは、脱サラ一級呪術師の七海健人。今回は七海健人が、いかに理想の上司であるか語っていきます!
目次
キャラクター紹介
五条先生に後輩にあたる一級呪術師。高専を卒業したのち、一般企業に勤め、その後再び呪術師の世界に戻ってきたという異例の経歴を持つ男。
冷静で物事を俯瞰的に観ることができる、大人オブ大人。悠仁からは「ナナミン」という愛称で親しまれている。
出典:呪術廻戦 公式HPより引用
【感想】
アニメで七海が登場したのは8話のラスト。
主人公の虎杖悠仁と共に、映画館で発生した高校生の変死事件に関する調査任務にあたっていました。
初めて七海を見た時は「渋いイケおじが来たな~」程度の印象でしたが、ストーリーを追っていく度に、七海の魅力に取り込まれていきました。
今では「こんな上司が欲しかった」と切実に感じています!七海は一見すると、人に興味がなくドライな印象ですが、実はかなり情に熱い男です。
その姿を垣間見れるのが、アニメ10話の真人との戦闘シーン。
真人の術により異形な姿に変えられた人間が「助けて…」と涙を流していた時、七海はさりげなく涙を拭ってあげました。このシーンからも、七海の優しさが滲み出ていますね!
また七海がサラリーマンから再び呪術師の世界に戻ったのもパン屋のお姉さんに感謝されたこときっかけです。
その一件で呪術師の仕事にやりがいを感じ、闘いの世界に身を投じることを決意しました。「呪いで苦しんでいる人を救ってあげたい」という熱い想いが、七海の心に宿ったのかもしれませんね。
作中で七海はこんな名言も残しています。
「枕元の抜け毛が増えたり、お気に入りの惣菜パンがコンビニから姿を消したり、そういう小さな絶望の積み重ねが、人を大人にするのです」
個人的には、このセリフがめちゃくちゃ好きです!
小さな絶望を受け止め、自分なりに上手く折り合いをつけることで、人は大人になってくのでしょうね。切ないけど正論です。
そして抜け毛を気にしているナナミンも絶妙に可愛い(笑)
七海が理想の上司である理由
・仕事は定時で片付ける
七海を語るうえで欠かせないのは、「残業が嫌い」ということ。
吉野順平の一件で真人と闘っている際にも、定時で仕事を片付けることにこだわっていましたね。七海は時間に縛りを課しており、8時間を超えると呪力が上昇する特性を持っていますが、出来れば定時内で仕事を片付けたいようです。
程々に頑張るということが、彼のポリシーですから。
もしこれが上司だったらどうでしょう?
定時内で効率よく仕事を片付け、定時になれば颯爽と帰宅する。さいっこうじゃないですか!!!
上司が率先して帰るのであれば、部下だって帰りやすい。無駄な残業も生まれないので、体力的にも精神的にも、消耗することはありません。
業務効率化と叫ばれるご時世ですが、いまだに「残業する人間は偉い!」「頑張っている!」と考える上司もいますよね。
そんなのはもうナンセンス!世のサラリーマンは、七海を見習って、さっさと帰りましょう!
出典:呪術廻戦 公式HPより引用
・指示が具体的
七海は戦闘においても指示が具体的です。
吉野順平の通う学校で真人と対峙した時も、悠仁の置かれている状況を踏まえて迅速に戦略を立て、悠仁に指示を出しています。
その結果、真人を追い込むことに成功。最終的には逃げられてしまいますが、七海の指示がなければ、悠仁の命はなかったと思います。
またサラリーマン時代のエピソードでも、部下に仕事の進め方や目的を丁寧に指導しているシーンがありました。このことからも七海の面倒見の良さが伺えますね。
仕事においても、具体的に指示を出すことって重要ですよね。
「これやっといて~」と丸投げされたのでは、十分な成果は発揮できません。
きっと七海のように、仕事のやり方や目的をきっちり示してくれる上司だったら、部下も仕事がしやすいことでしょう。そういった意味でも、七海は理想の上司とも言えます。
出典:呪術廻戦 公式HPより引用
・ピンチには駆けつける
真人との戦闘で悠仁が追い込まれた時、七海は颯爽と駆けつけてくれました。
過去に「私は大人で君は子供、私には君を自分より優先する義務があります」という発言をしていました。その言葉を体現したということになります。
七海自身も前回の真人との戦闘で深手を負っている状態にも関わらず、危険を承知で助けに来ました。これには漢気を感じましたね!
部下のピンチにここまで力を貸してくれる上司が世の中にどれだけいるでしょうか?自分のリスクを顧みず、部下のために尽くしてくれる姿は、まさに上司の鑑ですね!
出典:呪術廻戦 公式HPより引用
・存在価値を認めてくれる
初めは悠仁を呪術師として認めていなかった七海。
しかし共に任務をこなしていく中で、悠仁に対する印象は少しずつ変化していきました。そして真人との闘いの後、人を殺してしまったことで自分の存在意義が分からなくなった悠仁に対し、七海はこう告げます。
「今日君がいなかったら私が死んでいたように、君を必要とする人がこれから大勢現れます。虎杖君はもう、呪術師なんですから」
この言葉で悠仁はもう一度、立ち上がることができました。
自分の存在を認めてくれる人は、人生にいても貴重な存在ともいえるでしょう。職場においても、「自分はこの会社に必要な人間なのか」と考えてしまうこともあります。
そんな時に自分の存在価値を口に出して伝えてくれる上司がいたら、それだけで救われるのではないでしょうか?
出典:呪術廻戦 公式HPより引用