社会的大ブームを引き起こしている鬼滅の刃!~1巻を読んでみて~

 1巻はプロローグで、主人公が剣士になる過程を描いています。どんな話なのか、鬼滅ファンの僕が紹介します!

 【あらすじ】

大正時代、質素だけども家族と幸せに暮らす少年がいました。名前は炭治郎。家族思いの優しい少年で、炭を売って暮らしていました。

 ある日、その幸せは突然崩れ落ちてしまいます。炭治郎が炭を売りに町に行っている間、鬼が家族を惨殺したのです。生き残ったけども鬼にされてしまった妹の禰豆子と共に、炭治郎は鬼退治と禰豆子を人間に戻す旅に出るのでした。

 【感想(ネタバレなし)】

さすが社会的なヒットを巻き起こしたマンガというだけあり、とても読み応えがありました。す

炭治郎がまだ普通の少年で、少しずつ強くなっていく過程はとても共感できます。強くなるって簡単には言えますが、ボコボコになってそれでも這い上がっていくのは簡単ではありません。それでも禰豆子や旅で炭治郎に関わった人のために、炭治郎は立ち上がります。その姿に「頑張れっ!」と思わずにはいられません。

鬼滅の刃は、1巻から涙なしでは読めませんでした。まさかマンガで泣くとは…と感服です。

しかし、鬼滅の刃はただの感動マンガではなく、クスッと笑える場面もあって楽しいです。禰豆子を入れて背負う籠を譲り受ける時に、お代は要らないという農民に対して、すがきっちりと銭を渡すのは和みました。優しいんだけど頑固と言うか、律儀と言うか…。そんな炭治郎も大好きです。

【感想(ネタバレあり)】

炭治郎が鬼になった禰豆子に喰われそうになった時、禰豆子が兄の優しさに触れて泣きそうな顔をしていたのが印象的でした。わずかに残る自我と必死で戦っているんだなと、僕も泣きそうになりました。炭治郎が家族と幸せに暮らす描写は少ないけど、禰豆子の泣き顔に今までの幸せなバックグランドが全て詰まった感じです。それに心を動かされて大人泣きです。

 また、修行して強くなっていく炭治郎もカッコ良いです。普通の少年が剣を握り、強くなるために必死になる姿は青春ドラマみたいでした。そして、強くなる理由が妹の禰豆子のためで、家族のためなのも胸にジーンと来ます。

あと、錆兎(さびと)が意外にもイケメンでした!怖そうなお面だったので、イカつい顔かと思ったら意外と優しそうな好少年でドキリとしました。回想場面でも良いので、また再登場しないかなと期待しています。

真菰(まこも)も可愛いし、今後の話に絡んでくれたら嬉しいです。

鬼滅の刃の1巻は、旅のプロローグとして最高でした!炭治郎が禰豆子と生まれ育った家を旅立つ場面は、ここから始まるんだなと胸熱です。

 【考察】

炭治郎は禰豆子を人間に戻すために旅をしています。最終的に禰豆子は人間になるんだと思いますが、どうやって人間に戻るのかまだ検討も付きません。

富岡義勇が炭治郎達に会った時は、鬼になる時に体力を消費して禰豆子は飢餓状態だとの事でした。それなのに炭治郎を喰わずにかばったので、もしかしたら人間を喰わない状態なら禰豆子は人間に戻るのかもしれません。炭治郎が修行して鍛えているように、禰豆子も人を食べたい本能に打ち勝つ的な物語があるといいなと思います。

 ただ鱗滝が、禰豆子が人間を喰ったら禰豆子を殺して炭治郎も自決しろと言ってるので、もしかしたら禰豆子が人を喰ってしまうかもしれません。現に、禰豆子は旅の途中で鬼に殺された人間を見てヨダレを垂らしてましたし。そうならなければ良いんですが…。そうなったら物語がどう展開するのか、考えてしまいます。

 【物語の解説】

マンガ内でもチラッと説明していますが、1巻を読んだだけでは分かりにくい用語や設定を説明します。

 <鬼の特徴>

傷口に鬼の血がかかると鬼になってしまいます。鬼は太陽の光に当たると死ぬため、活動はいつも夜です。日陰など日光が当たらなければ日中でも死にませんが、基本的に日中は好みません。

 鬼を殺すには、日光に当てるか、日輪刀と呼ばれる特別な刀で頸を切らなければいけません。

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